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ScienceとNIHに関するGlnのブックマーク (2)

  • 「選択と集中」の行き先 : 一研究者・教育者の意見

    前回、「「選択と集中」による研究費の「行き先」について述べる」と書いたが、その前にもう一つ文科省科研費の問題点について言及しておきたい。 科学と言っても分野は広く、研究にかかる費用は異なっている。例えば、有機化学では「試薬1 Lいくら」というレベルの話であるが、バイオでは「試薬10μLいくら」である。それにもかかわらず、分野による研究費に差はない。米国においては、化学系はNSF(National Science Foundation)、バイオ系はそのほとんどがNIH(National Institute of Health)であり、研究費はNIHの方が多い。 しかしながら、差があると言っても、自然科学内ではそれほど大きな問題ではないが、問題は人文学や社会科学と自然科学の助成額に差がないことである。人文学や社会科学で研究費を使うとすれば、現地調査のための出張費、アンケート調査やデータ整理に必

    「選択と集中」の行き先 : 一研究者・教育者の意見
  • 再現性の無い研究論文を減らすにはどうすべきか - クマムシ博士のむしブロ

    自然科学、とりわけ医学生物学系の多くの論文で再現性の無いことが問題になっている。製薬会社が行った追試では、実験結果が再現できなかった論文は70〜90%にまでのぼっているらしい。 NIH mulls rules for validating key results: NATURE | NEWS この問題を解消するため、アメリカ国立衛生研究所(NIH)は、それぞれの研究結果について、独立機関によるデータ検証を義務づけることを検討しているようだ。だが、このやり方では追試による莫大なコストが発生すること、そして研究発表サイクルが長くなってしまう問題点もある。よって、この施策がすぐに採用されるとは考えにくい。 再現性の無い論文が多く生産される背景には、同じ分野における研究グループどうしの激しい競争がある。新規発見のプライオリティが認められるためには、最初に論文で発表するか、特許を申請しなくてはならな

    再現性の無い研究論文を減らすにはどうすべきか - クマムシ博士のむしブロ
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