Dennis Technology Labs(DTL)が実施したセキュリティーソフトウェア9製品のテスト結果によると、Microsoft Security Essentialsの検出率が最も低く、100種類のマルウェアのうち、61種類しか検出できなかったそうだ(DTLのリポート: PDF、 PC Proの記事、 本家/.)。 テストはWindows 7上で行われ、マルウェアの検出率と正規ソフトウェアの誤検出率からトータルの正確性が算出されている。9製品中8製品が87種類以上のマルウェアを検出したのに対し、Microsoft Security Essentialsが検出できたのは61種類。このうち実行前にブロックできたのは46種類だったという。誤検出率は低かったものの、トータルでは66%の正確性で8位となった。最も成績が良かったのはKaspersky Internet Security 20
アップルの音楽信サイト「iTunes Store」で発生している不審請求トラブルで消費者庁は2010年3月4日、公開質問状に対するアップル日本法人からの回答を公開した。その中で同社は「日本において請求の問題が異常に増加しているとの認識はない」との見解を示したが、同庁では回答の内容が不十分だとして補足的な質問状を送った。問題の鎮静化にはもう少し時間がかかりそうだ。 iTunes Storeの不審請求問題は、身に覚えがない料金を請求されるトラブルが昨年秋ごろから発生。同庁によると被害件数は約100件。被害額はクレジットカード会社によるが平均で1件5万円という会社から25万円という会社まであるという。アップルでは「情報の漏洩(ろうえい)やハッキングはない」との公式コメントを出している。iPod情報局で出雲井氏が推測するように、iTunes Storeのサーバーは米国で一括管理されている。ハッキン
内容:ジャストシステムから発売されたセキュリティソフト「カスペルスキー インターネット セキュリティ 2009」は、2年前に発売された同6.0、昨年発売された同7.0に続く製品で、ジャストシステムから販売されるようになって3作目となる製品だ。今回は特に高速化、性能強化が図られており、新たなウイルスへの迅速な対応や、急増するフィッシングサイト対策も行われている。 10回連続で「ADVANCED+」を受賞し続ける「総合セキュリティソフト」 カスペルスキーシリーズが日本で本格的に販売されるようになったのは、今から2年前ほど前だが、それ以前から欧米では性能の高い総合セキュリティソフトとして知名度は高く、アンチウイルス分野で権威のある第三者評価機関「AV-Comparatives」でも「ADVANCED+」の評価を受賞し続けている。日本でも、大手のジャストシステムから発売されたことで知名度が急速にア
編集部に用意したインターネット接続用の自作PC。名付けて“ノーガードマシン”。格闘技でノーガードスタイルと言えば挑発的で格好いいが、このノーガードPCは、セキュリティー対策を何もしていない“ダメマシン”だ。 ルーターなしでインターネットに接続した瞬間、外部のコンピューターがこのIPアドレスめがけて攻撃してきた。ウイルスを送り込もうとしているのだ。その後も、ノーガードマシンはサンドバッグのごとく連続攻撃を受け、1時間後にはPCにボット型のウイルスが侵入していた。ユーザーは何の操作もしていないのに、ウイルスに感染してしまったのだ。 その後、インターネットでフリーのゲームソフトをダウンロードし、インストールした。その途端、ポップアップ画面が現れた。内容を確認すると、ウイルス対策ソフトの広告だ。画面を閉じ、再びブラウザーに目をやると、今度はホームページが書き換えられてしまっている。その後、何度閉じ
昨日の夜、新聞メディアを中心に報道されたが、実務レベルで与野党の合意があったようである。 基本的に多くの規定は努力義務となり、事実上骨抜きとなった格好で決着しそうだ。個人的には法案じたいを廃案にしたかったところだが、力及ばずという形である。もっともまだ国会があるので、決まったわけではないが。 このうち、PCと携帯のフィルタリングは義務となった。携帯はすでに行なわれていることなので、その是非はともかく、実質的には何も変わらない。 PCのプレインストール義務は、微妙だ。実際に国内メーカーのPCの多くには、すでにフィルタリングソフトの体験版がプレインストールされているが、体験版でOKなのか、というところが曖昧なままである。 つまり多くの体験版は、買ってすぐはちゃんと動くが、30日限定なので、それ以降はデータベースが更新されない。更新されないまま放置されれば、新しく生まれてくるサイトには当然対応で
ストーリー by hylom 2008年06月06日 13時58分 Linux用フィルタリングソフトがあればよいという話ではない 部門より 以前「12年前のCDAと同様のインターネット規制法案が審議されている」というストーリーでも議論されていた「青少年ネット規制法案」について、与野党双方の合意が行われ、今国会で成立する見通しとなった。 毎日新聞の記事などによると、国の規制ではなく業界の自主規制が中心となり、全体としては穏やかなものになっている。しかし、少なくとも一点、3月・4月時点の法案より明らかに悪化している部分がある。それが、『パソコンメーカー、「制限ソフト」搭載義務』という部分だ(4月の段階では「努力義務」)。 これはどういうことかというと、日本で販売されるPCには、子供がネットで有害情報を閲覧できないようにするフィルタリングソフトを搭載しなければならないということである。そうなると
知らないサイトをブラウザでいきなり開くのは危険な行為だ。こうした場合、URLを入力するだけでサイトのドメイン情報のほか、評判や周辺情報といった“素性”を確認できるサービスを利用しよう。 ネット上で見つけたURL、メールアドレスの発信元、もしくはアクセスログで得られたサイトやドメインについて、実際にブラウザで開く前に情報を得たいことがある。ドメインに関する基本情報はWHOISを使えば確認できるが、あくまでもテキスト主体でサイトの概要しか知ることができず、ネット上での評判まで知るのは不可能だ。 最近になって、こうした場合に便利な、サイトの詳細情報や周辺情報を提供してくれるサービスが続々登場してきている。今回はその中から代表的なサービスを紹介しよう。 まず1つめは「aguse.net」だ。このサービスでは、WHOISで得られる基本的な運営者情報はもちろんのこと、サイトのスクリーンショットや、サー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く