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増田と文章に関するGriffinのブックマーク (59)

  • 大学5年生だったころに経験した日雇いアルバイト

    留年した年、親からの仕送りがストップしたため、1年間日雇いのアルバイトをした。 夕方6時から翌朝8時まで、自宅付近にあった運送会社の集配所で、荷物の仕分けをする仕事だった。 残す単位は2つだけだったので、学校に行く必要はほとんどなかった。 アルバイトに来るのは合計7人くらい。顔ぶれは毎日ほとんど同じ。 学生や見知らぬおじさんが来ることもあったが、2日以上勤務する人は当にまれだった。 たまに続けて出勤する人もいたが、数週間くらいで来なくなり、またもとのメンツに戻る。 勤務時間が長いし、ずっとダンボール箱を移動しつづけるのは当に辛いし、常連メンバーの雰囲気も独特だった。 学生はひとりもいなかった。 働く場所は、鉄骨で組まれた大きな倉庫だった。 夕方、倉庫に到着すると、片側半分くらいがうず高く積まれたダンボールで埋まっている。 もう片側には運送トラック用の搬入・搬出口が8カ所ほどある。 僕た

    大学5年生だったころに経験した日雇いアルバイト
  • こんな夢を見た。 高校生のカップルが繁華街にいる。 二人はまだコトを致し..

    こんな夢を見た。 高校生のカップルが繁華街にいる。 二人はまだコトを致していないが、互いにそろそろ時期だと考えており、ラブホに入りたいと思っている。 二人は互いが制服姿であることに気がつき、繁華街の安い洋服店で買った私服に着替える。 準備は整ったが、最後の一歩を踏み出せず、二人は繁華街を行ったり来たりする。 私はそんな二人が、生徒指導の教師に見つかりはしないかとひやひやしている。 と、その時、なぜかそれとわかる、教師の携帯電話の着信音が道に響き、やがて私に朝を告げるアラーム音に変わっていった。 私はモテぬ。路端の自販機よりモテぬ。清い清い高校生時分には、夢に見た体験など起こりようも無かった。 あの二人は先生に見つかったのかしらん。それとも見つからずに、遂に思いを成就させたのかしらん。 起床後もいたずらにときめく胸を押さえながら、私は今日も会社へと向かうのであった。(完)

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  • 僕とパチ屋と頭の中の神様

    僕はパチンコに行く。自分はギャンブルなんかには縁のない性格だと思っていたが、無職の暇な時に一度やってみようかな?とパチ屋に入ってしまった。それからお決まりの様にハマっていってしまった。勝ち負けを楽しみたいのではなく、当たり外れを出来るだけ長く楽しんでいたい性格のため、打つのは専ら1ぱちだ。演出に一喜一憂するのは楽しい。でも、後ろめたい。うちは父が大のパチンコ嫌いだから尚更だ。親にはゲーセンに行ってると嘘をついてパチ屋に通っている。 今まで何度もやめようと思った。勝っても負けても全回転が見れても、親に嘘をつく後ろめたさからは逃げられない。 就職したら辞めよう。辞められなかった。 車を買ったら辞めよう。辞められなかった。 1ぱちとはいえ日に2万負けることもある。それだけ休みの日は朝から晩までパチ屋に居座っているのだ。元々暇潰しに始めたことだけど、ここまで来るともう暇潰しとは言えない。今は貯金

    僕とパチ屋と頭の中の神様
  • ジョブズよりも村西とおる!

    http://anond.hatelabo.jp/20130809230230 すげーとはまあ認めるんだけど、信者の 「起業家としても経営者としてもクリエイターとしても至高!未来が見えていた預言者!」 みたいなほめ方はどうかと思うんだよね。 起業家としては最高だと思う。時代にうまく乗っかった。 経営者としてはわがままを突き通しただけ。 時代に助けられたこともあれば、時代の流れに逆行して痛い目を見てる。 将来が見えていたからこそ、ポリシーを突き通したのかと言えば、そうでもない。 だって、将来がみえていて、いずれ上手くいくことがわかっていれば、復帰後にアップル株を売却したりはしない。 わがままに、会社の従業員を全員つき合わせた。 クリエイターとしては、そもそも人が作ってるわけじゃないし、プロデューサーだとしたって、何一つ世界初の新しいモノを作ったわけではないし。 GUIは世界初じゃない。 M

    ジョブズよりも村西とおる!
  • 地震、雷、火事、イナゴ

    当にそんなやついたのか自分自身も記憶が曖昧くらいの微妙な世代ではあるのだけれどもかつて存在したという怒ってくれる近所のオヤジはもう死んでしまったのだ。理由はわからない。核家族化とか地域コミュニティの希薄化などはメロスにはわからぬ。メロスそういう難しいのわからぬ。なのでメロスは走った。走り続けた。友を助けるために昼夜を問わず走り続けてあと走ってたら暑いから途中で寄ったコンビニの冷凍庫とか入ったりした。あずきバーめっちゃ固くてくるぶしの骨と当たってゴリッって言って超痛かった。それでもメロスは頑張って走った。すべては親友セリヌンティウスのためである。日没が近づいている。メロスは不安に思った。セリヌンティウスはまだ死刑にされていないだろうか?メロスは走りスマホでツイッターをチェックしたがまだ死刑なうのツイートはタイムラインに流れてこなかった。大丈夫だきっと間に合うはずだ、メロスはこめかみを伝う大

    地震、雷、火事、イナゴ
  • 就活してるけど、死にたい。の続き。

    http://anond.hatelabo.jp/20130306163244をかいた俺。*結局内定は0で終えました。俺は、サラリーマンになることが、できませんでした。また来年、というか、うつ病だとかなんとか言われて来年も生きてるかどうかなんてわかりません。つーかもともと性向があったらしい。*結局俺の就活はブランドが欲しかっただけでした。大企業に行ったり、ベンチャーに行ったり、色々したけど、俺は、とりあえず「XX社でYYしてます」という言葉を、自分の胸に刻んで歩き回りたかっただけでした。*結局面接なんか通るはずありませんでした。ニコニコして祈られ、渋い顔で祈られ、自分の性格をノートに書き、やってきたことを書き、様々な所からスポットを当ててみても、結局全部祈られました。*大企業病でもなく、中小とかも行きました。ダメでした。*就活マニュアルを、あれだけ嫌がっていたのに、最後の最後は、もう一字

  • なっとーばかり食っててもいいのか

    納豆は、昔から貧乏人の好んでするところであった。一例をあげると、スレタイはtheピーズの80年代の曲名である。バブル景気に浮かれる一方ではてしなく貧乏なバンドマンがいたのだ。 だが、近年おれの住む地域では、スーパーで日常的に3パック78円で販売されている。ここまで安かっただろうか。 そこで、「納豆 価格 推移」で検索してみると【市場規模】納豆というNAVERまとめがヒットした。宗教上の理由で引用はしないが、2006年には最低価格3パック80円台だったのが、2011年には30円台になったという。ちょっと価格破壊しすぎではあるまいか。実際、業界4位のくめ・クオリティ・プロダクツが倒産し、「くめ納豆」の商標権を手放しているという。 業界4位ですらこれである。このまま納豆の安売り競争が続けば、体力のない納豆専業メーカーは全滅し、われわれを待っているのはミツカンのにおわなっとうが支配する無臭の世界

    なっとーばかり食っててもいいのか
  • 羊水が何色かご存知か。私は知っている。さっき見た。

    羊水が何色かご存知か。私は知っている。さっき見た。 なんとまあ、鮮やかな黄色なのだ。はじめ、入れている容器にそういう色が付いているのかと勘違いしたほどの、見事な黄色である。へその下あたりに針を刺された穴のあいたまま、私はへええとひたすら感心しながら注射器から注がれるその色を見ていた。 そうだよねえ、おしっこだって黄色だもの、羊水がこんな色でなんの不思議のあるものか。でも、おしっこの色とも少し違う、ほんのちょっとだけ青か緑を加えたような、レモンの皮をもっと派手にしたような黄色なのだ。ああ、実に美しかった。 なんでまた羊水なんぞ見たかと言うと、注射器で刺されて抜かれたためで、なんのためにかと言うと、羊水検査なのである。その検査の目的はと言うと、胎児の染色体異常を調べることである。 一人目は30で生んだ。その後が中々で、再度40でやっとこ妊娠した私に、夫は「生まれる前に検査してね」と言った。ダウ

    羊水が何色かご存知か。私は知っている。さっき見た。
  • もうすぐ子どもが生まれます

    ここ最近盛り上がっている、子どもを産むことに対するネガティブな言説を読みあさってしまったが 私は来月出産予定の臨月妊婦だ。 子どもを産むことは鬼畜の所業、馬鹿、親のエゴ、生まれない方がマシ・・・ そんな言葉の渦のなかで、私のお腹からまた一人子どもが生まれようとしてる これらの増田には強く非難される鬼の所業だろう この増田に共感するとブコメしてた人たちにも 私は20代のころうつ病にかかって、毎日死にたいと思っていた 同級生のようなキラキラした20代を送ることができず、引きこもって屈としていた それこそ、生まれてきたことが間違いだと思ったし、自分みたいな人間は生きる価値もないと思っていた その時すごく思ったのは、こんなに毎日死にたいと思っているのに、どうして自分はなかなか死なないのかってことだったんだけど 何度か自殺未遂を試みるんだけど、どうしてもうまくいかなかったんだよ 怖くて恐ろしくて泣

    もうすぐ子どもが生まれます
  • 小説に夢中になってて、聞き慣れない駅名に乗り越した、と顔をあげたら 対..

    小説に夢中になってて、聞き慣れない駅名に乗り越した、と顔をあげたら 対岸のホームが電気を消したとこだった。 タクシー代ケチって徒歩で帰ったら一時間半かかった。 しかも途中でつい、二郎っぽいお店に入って千円札払ったから 満腹感と引き換えにお金も減った。 iPhoneの電源が早々に切れたので行き当たりばったりに歩くと 三十分くらいして、川沿いに出た。 電灯が百メートルくらいの間隔でしかなくて 周囲は畑で雑木林の暗がりが点々と広がってるのが夜目に確認できた。 ウシガエルの野太い声と虫の鳴く音しかしなくて、 フォールアウトだったら背後から一撃で殺されるなと ぼんやり考えたら、急に今の自分を振り返りたくなった。 映画の感想も匿名でしか共有できないし、 今の家に住んで結構経つのにこういう場所を 知らない自分は自宅と職場と近くのファミレスしか 分からない狭い世界に生きてる。 ダイドーの自販機に群がる羽虫

    小説に夢中になってて、聞き慣れない駅名に乗り越した、と顔をあげたら 対..
  • ある男と風俗嬢の別れ(長文)

    先週の水曜日、1年くらい会っていた男と別れた。身分違いだった。遊ばれていただけだが、私は確かに恋をしていた。既に2回くらい泣いて諦めてたつもりだったのに、今は「基的な生活」ができなくて昼職をなんとか遣り過ごすのがやっと。会っていた期間・今までの生き方に対して後悔がたくさんある。 「失恋からの立ち直り方」などを読むと、失恋直後は泣いて愚痴れ美味いものえあとは時間が解決すると書いてあるが、いくつかの事情が重なり誰にも(カウンセラー等の秘密厳守してくれる人にしか)ありのままを話せないので、増田に吐き出すことにした。半生、風俗、恋愛が絡んだゲロなので脈絡がなかったり長すぎたりあなたのモラルやポリシーに反したりは目を瞑って欲しい。胃の上と心臓がぐるぐるして気持ち悪いままあまりべられず、呼吸が浅くて、吐き出さないとこれがずっと続きそうで。 世の紳士たち、遊びを仕掛けて気になられて面倒になって棄

    ある男と風俗嬢の別れ(長文)
  • 死にたくなるぐらいなら何々しろと言う人々へ。

    就活に失敗して死にたくなるくらい悩んだら、エジプトのダハブに行ってみるのもいいと思う。http://www.aokiu.com/2012/06/06/dahab1/俺は別に死にたくなんか無いんだ。社会に死なされるだけなんだ。エジプトなら生きていけるのか。幸せが手に入るのか。俺の病も治療してくれるのか。 どうやったら幸せに死ねるんだ。父や母を軽蔑したこともあった。昔の話だ。今は違う。偉大すぎて俺にはとても無理だ。子供をつくって、家族をつくって、家を建てて、ローンが大変、教育費もかかるとか、いろいろ言いながらやりくりして、子供が成長していくのを見守り、時には叱り、時には褒め、そうして大きくなっていくのを見つめる。俺にはそんなことはとてもできない。どうやったら幸せに死ねるんだ。一年間エジプトで暮らしても、金がなくなったら絶望の国に帰らなければならない。どうやったら死ねるんだ。どうやったら後悔無

  • はてな民が最も忌み嫌う「要は、勇気がないんでしょ?」メソッド

    「要は、勇気がないんでしょ?」メソッドとは4年前に流行った記事で用いられた、自らの発言責任回避して好き勝手なことを言う手法で、最近で言うとマック女子高生メソッドなどに応用されている。 ◆要は、勇気がないんでしょ?http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20080316/1205641886◆「マックの女子高生メソッド」他、発言の責任を架空の人物になすりつけるメソッドまとめhttp://blog.shojimiyata.com/joke/mac_jk.htmlhttp://blog.livedoor.jp/manamerit/archives/65537617.htmlマック女子高生メソッド、女子高生というバズワードを序盤に盛り込むことでツイートへの関心を引け、さらに発言の責任を第3者に委譲することで意見者(自分)への批判を避けれる効果 要するに、自分の言いたいことのコアの

  • レインマンになった嫁と暮らす

    「レインマン」って映画がある。 トム・クルーズが若い頃、たしかトップガンの次の次ぐらいに出た作品で、アカデミー賞を取っている。 △△△ 主人公のチャーリー(トム)は、父の遺産相続問題をきっかけに、自分が物心つく前から施設に入ってて存在すら知らなかった兄のレイモンド(ダスティン・ホフマン)と再会して、施設から無理やり連れ出してはみたものの、自閉症のレイモンドが次々にやらかす奇行にすっかり参ってしまう。飛行機で移動しようと空港に行けば、「ABC航空はダメ、19xx年x月x日どこどこで墜落○○人死亡。DEF航空?ノー!19xx年x月x日○○人死亡……」と百科事典のように正確な記憶力を見せて暴れ回る。 「大丈夫だって!飛行機はそう簡単には落ちないよ」 弟がいくら確率を持ち出して説得しても兄のパニックはおさまらない。 根負けしたチャーリーが数千キロもの行程を運転して行こうと高速に乗れば、今度はハイウ

    レインマンになった嫁と暮らす
  • エヌ氏の一日

    エヌ氏の一日は、「いいね!」ボタンをクリックすることから始まる。 「いいね!」ボタンは、エヌ氏が参加している仮想世界上の友達の日記やひとりごとつぶやき機能についているお手軽評価ボタンのことだ。 エヌ氏の友達は、熱心に仮想世界上の日記に日々のできごとを綴っていた。 朝ごはんにべたもの、今いる場所、気がついたこと、天気のこと、や花の写真とありとあらゆるものが仮想世界上の日記としてほぼリアルタイムに書き込まれていた。 エヌ氏は仮想世界上の友達との友好的なコミュニケーションを円滑に果たすために、早起きしてエヌ氏が就寝してから起きるまでの間に書かれた日記にたいして、「いいね!」ボタンを次々と押していった。 来は、どういうふうに「いいね!」なのかを感想コメントとして残すべきなのだが、何せエヌ氏が読まなければならない日記の量は膨大で一日のうちのかなりの時間をそれに費やしていた。そんな状態だったので

    エヌ氏の一日
  • 花 http://anond.hatelabo.jp/20110711200614 幼い子供が、花をみる時、彼は世界のある..

    http://anond.hatelabo.jp/20110711200614 幼い子供が、花をみる時、彼は世界のあるがままを受け入れる。 彼にはなにも比較するものがない。 大人が子供に「きれいだね」と話しかけたとき、 彼は、ああ、これがキレイということなのか、と漠然と記憶する。 でもまだ、花の何がきれいで、何が美しいのか、当の意味を知らない。 少年が、花をみるとき、彼は世界に疑問を持つ。 色鮮やかであればきれいなのか、形がよければ美しいのか? きれいだと、美しいと、教わらなかったことにこそ、ほんとうの美しさがあるのではないのか? 彼は、反逆者となり、大人たちに牙を剥く。 荒々しく、猛々しく、世界と戦うことに、身を投じてゆく。 年老いた男が、花をみるとき、世界は彼に贈り物をする。 彼は、その一輪の花の、そのままの美しさに、深く、深く、心をうたれる。 のびやかに、みずみずしく、その生を誇る

    花 http://anond.hatelabo.jp/20110711200614 幼い子供が、花をみる時、彼は世界のある..
  • 意外と知らない家族のこと

    昨日、帰宅したら父が魚焼きグリルに薄切り牛肉を器用に広げて焼こうとしていた。 「は?なんで薄切り肉をグリル?」 思わず父に聞いてみたところ 「あ、焼いてべようと思ったんだ。」 ますます頭にはてなが浮かぶ。 「どうしてフライパンじゃなくてあえてグリルで?」 そして出た衝撃の発言 「ああ、フライパンって使い方がわからないんだ。」 かなり衝撃を受けた。 だって、私の認識だと、我が家で一番料理が美味いポジションにいたのが父だったから。 もうすぐ70にもなる父は、別に自分から率先しては作らないが、お腹が減った時や母がいないときは料理をする。 そして、かなり上手い。 と、私は思ってた。 茹で卵一つだって、父が茹でると1ランク上だった。 固ゆでなのにパサつかないしっとり感。 まさに火が通ったちょうどその瞬間の固ゆで卵だ。 なにを焼いても、茹でても、煮ても、火加減、水加減、塩加減が完璧だった。 鍋を使わ

    意外と知らない家族のこと
  • 母をぶった

    認知障害のある84歳の母を85歳の父と一緒に介護している。母は「ここがどこで、今がいつで、自分が誰で、自分が何をしているのか」がわからない。見当識が無いというのだそうだ。半年前に在宅介護を始めてから、毎日毎日「私、どうしちゃったの? どうなってるの? なんで誰もいないの?」と聞く。最初のうちは「病気なんだから」と辛抱強く答えていた父は、すっかりうんざりしてしまい、母がいつもの質問を始めると無視するようになった。私が代わりに答えると母は「なんでパパに聞いてるのに、あんたが答えるの?」と言うので「同じ質問を千回繰り返しているから、もう答えるのがめんどくさいんだよ」となだめている。 一昨日の夜、10時に就寝し、父は寝室に引き取り、私と母は病室としてしつらえた部屋で休んだ。11時ごろ、母がむくっと起き上がった。「何?」と聞いたら「パパに聞きたいことがある」とベッドから下りて、父の寝室のほうへ行こう

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  • おまえら人生をリセットしたいと思うだろ??

    そう。 おまえらも思ったコトあるだろ? 『リセットボタンを押したい。。。』と。切実に。 これまでの人生のあらゆる局面で思っただろ? 就活がうまくいかなくて、あぁ、マジでもっとちゃんと勉強すりゃ良かったと思った時とか。 理系でもないのにプログラマ枠で入社しちゃってさ、そしたら毎日超残業のブラック会社だった時とか。 社長が「早く○○(←人名)を売れ!」とか言ってるの聞いちゃって、人身売買に震え上がったときとか。 それでも、人間の適応能力ってスゴイもんでさ、なんとかプログラム書けるようになってきたんだけど、 2・3ヶ月前に自分で書いたソースをメンテすることになって、自分が書き上げたソースを見返して、 あぁぁあぁぁ...orz...みたいな時とか。 そのうち部下ができて、そいつのソースレビューして、あ゛ぁぁあぁぁ。みたいな時とか。 そのうちプロマネになって自分が仕切ってるPJがデスマーチに突入して

    おまえら人生をリセットしたいと思うだろ??
  • トカイとイナカとジャスコ

    ずっと「トカイ」にいかなければと思っていた。 育った町は関東に位置している田舎だ。電車に乗れば東京まで一時間半か二時間程度の場所だが、それでも十分田舎だった。電車を目の前で逃すと一時間は待たなければならない。隣駅は無人駅で、最寄駅は7時にならないと自動券売機で切符が買えない。バスに至っては二時間来ないこともざらだ。終電や終バスの時間も早く、夕方が差し迫ってくれば、乗り継いで行った先の終電のことを考えなければならない。東京は近くて、でも遠い街だった。 電車に乗ってあの町が近づいてくると、見渡す限りの田んぼとその中をうねうねと伸びる農道が見える。街燈がぽつぽつとしかない道を闇におびえながら全力疾走で駆け抜ける夜も、夏になると井戸からくみ上げた水が滔々と流れる用水路も、稲穂の上を渡る金色に光る風も、その中を喜んで走る犬も、道端で干からびている車にひかれたイタチも、うっそうと道上に生い茂り時々大き

    トカイとイナカとジャスコ