The Camino Projectは14日(米国時間)、Mac OS X用Webブラウザ「Camino 1.0」を正式にリリースした。対応するシステムはMac OS X 10.2以降。今回のバージョンからパッケージをユニバーサルバイナリ化し、PowerPCを搭載する従来のMacintoshのほか、Intel製プロセッサを搭載する新しいMacintoshにもネイティブ対応する。 Camino 1.0では、Firefox 1.5と同じコードベースのHTMLレンダリングエンジン「Gecko 1.8」を採用。描画速度が大幅に向上したほか、日本語フォントが環境設定パネル上で変更可能になるなど操作性にも改良が加えられた。ファイルダウンロードを停止/再開する機能や履歴検索機能といった新機能のほか、ブックマークをSpotlightで検索可能になるなどMac OS X 10.4(Tiger)向けの新機能も