ブックマーク / science.srad.jp (9)

  • 太陽系外の惑星で二酸化炭素、水、メタンが存在する証拠を確認 | スラド サイエンス

    ハッブル望遠鏡により、地球から63光年離れた場所にある惑星「HD 189733b」には二酸化炭素が存在することが確認された(NASAのニュース記事)。この惑星は以前にも「水蒸気の存在が決定的になった」と報じられていたほか、メタンが存在するとも言われている(NatureNewsの記事)。 ナショナルジオグラフィックスによると、「メタンや水、二酸化炭素は生物が存在する可能性を示す物質」と言われているが、この惑星の平均気温は462℃と非常に高く、生命体が生存する可能性はないようだ。

    Grigori
    Grigori 2008/12/12
  • 記憶に用いられているニューロンの特定に成功 | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2008年09月09日 17時09分 あなたが見ていた動画はこの動画ですね? 部門より ペンシルバニア大学のMichael J. Kahana教授をはじめとする研究チームが、記憶が呼び起こされる際に活動するニューロンの特定に初めて成功したと発表した(研究概要、NY Times記事)。 被験者に5秒から10秒ほどの短い動画を見せ、動画を見ている時と、動画について思い出している時のニューロンの活動を観察するという実験を行ったところ、動画を見ていた時に特に活動していたニューロンが、その動画を思い出した時にも活動していることが観察されたそうだ。さらに、研究チームは活動するニューロンによって被験者が「どの動画を思い出しているか」を判別できたとのこと。 記憶の仕組みは理論としては以前から言われてきたことだが、このように実験で観察されたのは今回が初めてだそうだ。特定のニュー

    Grigori
    Grigori 2008/09/09
  • シリコンバレーの「ITセレブ」のDNA、国際宇宙ステーションに保存される | スラド サイエンス

    PC向けゲームメーカーであるNCSoftが行っているイベント「Operation Immortality」の一環として、Diggの創業者であるKevin Rose氏やテクノロジーブロガーのRobert Scoble氏、ベンチャーキャピタリストのTim Draper氏といったシリコンバレー有名人のDNAデータが、有名なアスリートやミュージシャン、思想家などのDNAとともに国際宇宙ステーションに保存されるそうだ(The Inquirerの記事)。 Operation Immortalityについては4Gamer.netの記事が詳しいが、NCSoftのゲームデザイナーであるRichard Garriott氏が2008年10月に国際宇宙ステーション(ISS)に滞在することにちなんだもので、人類が産んだ映画や歌、芸術といった文化や発明などの「偉大な業績」、人間のDNAデータ、メッセージなどをデジタル

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    Grigori 2008/09/09
  • 木をベンチや街灯、家の形に「育てる」技術 | スラド サイエンス

    イスラエルのPlantware社はテルアビブ大学の研究チームと手を組み、生きた木をベンチや街灯、公園の遊具、家などの形に育てる方法を開発している。(家記事、写真ギャラリー)。 生きた木の形成は昔から行われてきているが、Plantware社の手法は枝ではなく根を形成するという点が新しいとのこと。使うのは柔らかい根をもつ空中栽培可能な植物であるが、この植物は根を地中に埋めると木質化が始まり、木の幹のように太く固く育ち始めるという特徴を持っている。ラボで根を十分に伸ばし、形を作ってから根の先を地中に埋めることで、自在な形に加工できる上、堅強さも実現できるとのこと(図解)。 研究者によると生きている木で出来た家は暴風雨にも耐えられるとのことで、「地震や津波に耐えられる構造は木しかない」とも述べている。 現在米国や豪州でベンチや遊具などのパイロットプロジェクトが進行中とのこと。人が乗れる程頑丈にな

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    Grigori 2008/09/04
  • 国際宇宙ステーション、「正体不明」のデブリ回避に成功 | スラド サイエンス

    ESA(欧州宇宙機関)は8月28日、欧州補給機(ATV)を使用した国際宇宙ステーション(ISS)のスペースデブリ回避ミッションが成功した、と発表した(ESAのニュースリリース、sorae.jpの記事)。 このスペースデブリ回避ミッションは、ISSにドッキングしているATVの噴射によってISSの軌道巡航速度を落とし、その高度を下げることで行われた。噴射は8月27日16時11分(UT)に開始され、5分2秒後に終了。その結果ISSの高度は1.77km低下した。 このようなデブリ回避のためのミッションは非常に珍しく、前回デブリ回避が行われたのは5年前の2003年。また、今回のように高度を落とすことで回避を行うのはさらに珍しく、8年ぶりとなる。MSNBCの記事によると、今回ミッションが行われたのはデブリと宇宙ステーションとの距離が「衝突リスクの閾値」である1マイル(=約1.6km)を切ったからだそう

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    Grigori 2008/09/02
  • KEK、 8月31日に施設を一般公開 | スラド サイエンス

    高エネルギー加速器研究機構(KEK)が、2008年度の施設一般公開を 8月31日(日曜日)に行います。 今年のテーマは『「宇宙・物質・生命」− 加速器科学の新展開 −』となっており、講演や施設の公開・展示のほか、「おもしろ物理教室」と題して実験や工作の教室が開催されます。またスタンプラリーで記念グッズがもらえたりするとのこと。なお、当日はつくばエクスプレスの終点・つくば駅前のつくばセンターから送迎バスが運行されるそうです。 それはさて置き、スゲー久々に KEK のサイトを見たのですが、キッズサイエンティストなんてコーナーが出来ていたのに驚いた(^_^;

  • スペースシャトルDiscoveryの船長、「宇宙人はきっといるが地球には来ていないだろう」と語る | スラド サイエンス

    「我々は火星にかつて生命が存在できたという証拠を手に入れており、そこから考えると広い宇宙のどこかにはきっと生命体が存在するはずだ」と、スペースシャトル「Discovery」で船長を務めたMark Kelly氏が語っています(Reutersの記事)。 しかし、Mark氏は地球外生命体が地球に来ているということについては懐疑的で、 「われわれの経験から、宇宙を旅行するのは非常に難しい。そのため、個人的には"エイリアン"は地球には訪れていないと考えている」とも述べています。 一方で「地球にはエイリアンの基地がある」という意見も根強くあり、元NASAの宇宙飛行士であるEdgar Mitchell氏が「政府は宇宙人の存在を隠している」と述べたことも最近話題になっています(livedoorニュースの記事)。 /.erのみなさんは、宇宙人の存在や、その地球への訪問を信じているでしょうか? ちなみに風の噂

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    Grigori 2008/07/31
  • 人はマルチタスクで行動できるか? | スラド サイエンス

    長年に渡り読み継がれてきた「わが息子よ、君はどう生きるか」の著者であるフィリップ・チェスターフィールド卿が1740年にしたためた、息子宛ての手紙には「1つずつ事を進めれば1日という時間は全てをこなすのに十分な時間である。1度に2つのことを行った場合、1年あっても時間は足りない」とあるそうだ。一つのことを集中して行うことはチェスターフィールド卿にとっては単に時間の使い方の問題ではなく、知性の表われでもあった。 しかし現在では電子メールは絶え間なく届き、電話は鳴り続け、テレビも大音量、さらにポッドキャストのストリーミングまであるという状況に変貌した。これらはノイズとして処理されがちでありが、特に若い人々にとっては「電子騒音」とも呼ぶべきこの環境は当たり前のものになっている。 神経科学での研究によると「電子騒音」に囲まれた状況は絶え間なく気が散った状態であり、個人や文化にとって著しい損失とも言

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    Grigori 2008/06/26
  • 実験でブラックホールが発生し地球を飲み込む説、学術論文で否定される | スラド サイエンス

    欧州原子核研究機構(CERN)にて建設された大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の実験によってブラックホールが発生し、地球を飲み込んで崩壊させる可能性があるという説が最近報じられているそうです。多くの科学者はこのような事態は起きないとしていますが、それでも心配する人々によってLHC運用禁止を求める訴訟(NIKKEI.NET)が起こされたりしています。このような俗説を否定する論文がarXivに掲載されており、その要点は次のようになっています。 LHCで生成されるものはすでに宇宙線で作られ存在しているものであり、もしLHCで発生したブラックホールが太陽の寿命内に全てを破壊するほどの作用があるとしても、同様のブラックホールはすでに宇宙線で作られているはずである。ブラックホールは中性子星や白色矮星などの高密度天体によって活動を止められ、最終的にはそれらを吸収してしまう。しかし、十分に古い中性子星の存

    Grigori
    Grigori 2008/06/25
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