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2012年01月01日23:27 カテゴリ 輪るピングドラム 感想 『輪るピングドラム』全24話一挙にみました。傑作であると同時にまぎれもない「3.11」以降の作品であると確信しました。圧倒的な感銘を受けたので、この興奮を忘れないうちに急いでメモします。(ネタバレを含むたんなる個人的な感想です。) 『輪るピングドラム』公式サイト: http://penguindrum.jp/ まず最初に、全話を観終えて感じたことをおおまかにまとめておくと、この作品が最終的にやってみせたこと、それは、宮沢賢治(彼の作品への明示的な参照がこの作品の特徴。)の自己犠牲の思想をひとつの拠り所にしながらそれをさらに独自のやり方で展開して、運命あるいは「この理不尽と不公平の世界」(冠葉、#23)に対してカルトに陥ることなくいかに立ち向かうか、という古典的であると同時に今日的な問いに一つの回答(「生存戦略」)を示すこと
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