Windows 上でフォントを作成する際には、作成したいフォントの情報(高さや幅、太さなど)を API に渡すのですが、 フォントの平均文字幅には 0 を指定しておき、条件に最も近い値を選択してもらうようにしていることが多いと思います。 ところが、Windows XP では全角固定ピッチフォント("MS ゴシック" や "MS 明朝" といったフォント) の文字幅を選択する 内部仕様が変わってしまったため、特定のフォントサイズにおいては、これまでの Windows と Windows XP では画面上の表示が 違ってしまうようになりました。これは MS のサポート技術情報 417434 でも公開されており、対応方法も一応付記されています。 なお、以下の説明では VC++ 6 を使用しています。 フォントの大きさについて 一般的な Windows のアプリケーションでは、ユーザに選択させる