昨年の12月に発売されてからというもの、練り込まれた独自のユーザーインターフェースが一部で好評の物書堂によるiPhone用辞書アプリ「大辞林」だが、ダイヤモンド・オンラインの「デジタル流行通信」によると、現時点ですでに販売本数が25,000本を突破しているとのことだ。 お世辞にも安いとは言えない高価格の辞書アプリがこれだけの本数で売れるのは、おそらくは日本の電子出版の世界では前例の無いことで、今後大手各社の「App Store」への参入を促しそうな感じもするがどうだろうか? ちなみに価格は2,500円。ダイヤモンド・オンラインの記事によると、物書堂を立ち上げた廣瀬則仁氏と荒野健太氏は、以前はエルゴソフトでワープロ「EGWORD」や日本語IME「EGBRIDGE」などの開発に関わっていたそうだ。