「Web2.0」「クラウド」が行き着いた果てとしてのソーシャルゲーム 先日書いた「ソーシャルゲームの記事」では、今のソーシャルゲームの問題は、Webサービスの進化の中でなかば必然的に起こったことではないか、ということも書きたかったのですが、異常な長さになってしまったので削りました。ここで、改めて整理し直してみたいと思います。 ユーザーの影響力を発見した「Web2.0」 2005年ごろのWeb2.0ブームでは、「ユーザーの力」が発見されました。それまで、インターネットでの企業活動は従来のマスメディアのメタファーで捉えられることが多く、提供者と消費者は明確に線引きされており、消費者どうしがコミュニケーションする中で新しい価値が付け加えられたりする、みたいなことが考えられることは、基本的にはありませんでした。 でも実際、うまくやってる事業者は違うだろうということで、当時のGoogleなどの事