アップルが市議会に提出した新社屋の完成予想図 米アップルは、本社があるカリフォルニア州クパチーノの市議会に対し、1万2千人が働く巨大な円形の新社屋を建設する計画を提示した。スティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は「着陸した宇宙船のような姿」と表現した。 建設予定地は、今の本社のすぐ近くにある約150エーカー(約60万平方メートル)の敷地で、米コンピューター大手ヒューレット・パッカードからすでに購入した。2012年にも着工し、15年に完成させたい方針。 建物は4階建てのドーナツ状で、直営小売店「アップルストア」の経験を生かしてガラスを多用。駐車場は主に地下に設け、中庭や周辺に樹木をたくさん植える。