『それでも町は廻っている』(それでもまちはまわっている)は、石黒正数による日本の漫画。通称『それ町』。『ヤングキングアワーズ』(少年画報社)にて、2005年5月号から2016年12月号まで連載された。第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門(2013年)優秀賞、第49回星雲賞コミック部門(2018年)受賞。単行本は全16巻。2010年6月号にてテレビアニメ化が発表、同年10月から12月にかけて放送された。 東京都大田区の下町・丸子で育った女子高生、嵐山歩鳥を主人公に、彼女の周りで起きる日常の出来事を中心に描いていく日常コメディー。一話完結形式であるが、連載2回、3回連続で一話となるエピソードもある。 マスターがメイド喫茶を知らずに、「なんか巷で流行っているらしい」といった理由だけで店をメイド喫茶にしてしまう設定には、メイド喫茶に何の思い入れなくメイド喫茶漫画を連載してしまう作者自身が反映され