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技術とisasに関するHKRWのブックマーク (2)

  • ISAS | 第4回:イプシロンの基本諸元と機体構成 / イプシロンロケットが拓く新しい世界

    イプシロンロケットには、全段固体モータによる3段式の「基形態」のほか、第3段の上にポスト・ブースト・ステージ(PBS)が追加された「オプション形態」が用意されています。PBSは、搭載された小型の液体推進系(M-Vの姿勢制御用エンジン程度のコンパクトなもの)と航法誘導制御系により液体ロケット並みの軌道投入精度を実現させるステージです。M-V型ロケットまでは衛星側で行っていた軌道調整をロケット側の輸送サービスに含めることによって、多様なミッションへの対応能力と利便性を高めて需要の拡大を図ろうというわけです。 全備質量約91トンのイプシロンは地球周回低軌道に1.2トンの衛星を運ぶ能力があり、同じ条件で1.8トンであったM-Vの3分の2の規模となっています。打上げ費用は、推進系や搭載機器の一部を基幹ロケット(H-IIA、H-IIB)と共通化すること、材料を最新化し製造プロセスを効率化すること、射

  • ISAS | 柔らかい大気圏突入機の実現に向けて ~シイタケ型実験機はいかにしてつくられたか~ / 宇宙科学の最前線

    次世代の大気圏突入機はシイタケ型? 上空で傘のような空気ブレーキを広げてフワリと大気圏に突入する新しい飛行体の実験については、観測ロケットS-310-41号機報告としてISASニュース2012年5月号と9月号で紹介させていただきました。稿では、そこに至る研究のストーリーをお話ししたいと思います。 宇宙から人や物資を帰還させたり、火星などの大気のある惑星に探査機を着陸させたりする際、大気圏突入は避けて通れない関門です。その際に最も厳しいハードルが、空力加熱の問題です。これは、大気の分子が高速で飛行する機体表面にぶつかって運動エネルギーを失い、熱に変わるために起こります。 大切な宇宙船が空力加熱にやられて燃えないようにするには、何らかの対策が必要です。これまでは、「いかにして上手に熱に耐えるか」の観点から研究開発が行われてきました。スペースシャトルのタイルがそのよい例です。私たちはこの方向性

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