毒はアルカロイド系の神経毒で、20μgで人間の大人を死に至らしめるという、生物が持つ毒ではパリトキシンに次いで危険とされるバトラコトキシンのほか、ヒストリオニコトキシン、プミリオトキシン等を持つ種がある。 特にバトラコトキシンを備えるフキヤガエル属の3種は最も危険とされ、モウドクフキヤガエル Phyllobates terribilis(皮膚に絶えず毒素を分泌しており、触ることも危険)、ココエフキヤガエル(ココイヤドクガエル) Phyllobates aurotaenia、アシグロフキヤガエル(ヒイロフキヤガエル) Phyllobates bicolorはこの順に毒が強く、命に関わることもある。ただしこれ以外の種ではそこまで強毒を持つ種は少なく、無毒種もいる。 これらの毒は生息地を同じくするアリやダニ等から摂取して貯蓄[1]もしくは体内で変成される。そのためコオロギやショウジョウバエ等を餌