光をあてると印刷された物体の影が変化する...未来の「紙」をHPや3Mらが共同研究中2012.07.03 13:00 飛び出すだけが3Dじゃないんです。 平面なのに立体的。そんな世界への憧れが、これまで数々の技術や表現手法を生み出してきました。その多くは、空間における奥行きや広がりをいかにして創りだすか、ということに焦点を当てたものでした。しかし最近、ヒューレット・パッカード(HP)や3M、そしてカリフォルニア大学サンタクルーズ校がちょっと変わった共同研究をしているようです。 彼らが作っているのは、ある種の「新しい紙」。この紙は肉眼だと平面に見えますが、じつは光を反射する数千もの小さな幾何学構造が表面に敷きつめられている素材。まっさらな状態では紙全体に均一な陰影ができるだけなので、印刷したい物体の形に応じて光をどのように反射するか(あるいは、どのように影を作るか)コントロールするマスクを印
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