シャープが2002年から開発を進めてきた酸化物半導体の技術が「IGZO(イグゾー)」で、In(インジウム)、Ga(ガリウム)、Zn(亜鉛)で構成する酸化物をTFT(薄膜トランジスタ)に用いることで低消費電力化(今までは1秒間で60回書き換えていた処理が静止画表示時には1秒1回で済むためCPUの表示に使う部分がストップするため)や明るく見やすい映像の再現(トランジスタを小型化することで1画素あたりのバックライトの光の透過率が約70%アップするため)、タッチパネルの高精度化(検出を邪魔するノイズ発生時間が短く済むので細いペン先の位置でも検知可能)を実現するものとなっており、つぶれかけたシャープのまさに起死回生を狙う技術の結晶となっています。 そんなIGZOを採用した初の防水防塵スマートフォンが「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」で、11~12月発売予定となっており、2302mAh