プログラムのパフォーマンスを調べるときなど、プログラムの実行にどれくらい時間がかかったのかを計測したいときがあります。LinuxなどのUNIX系OSなら、timeコマンドを利用すればプログラムの実行時間を計測することができます。しかし、timeコマンドでは、Java仮想マシンの起動時間も含めたプログラム全体の実行時間を計測することしかできません。 JavaのコアAPIにあるjava.lang.SystemクラスのcurrentTimeMillis()メソッドは、本来は現在の時間を返すためのメソッドですが、このメソッドを使ってプログラムの実行時間を計測することもできます。この方法なら、Java仮想マシン起動後の純粋なプログラムの実行時間だけを計測することができます。また、この方法を応用すれば、あるメソッドの実行にかかっている時間だけを調べることもできるので、より詳細な調査などに利用することが
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