神戸大学の井垣達吏准教授らは良性の腫瘍が悪性のがんになる仕組みをショウジョウバエで解明した。腫瘍細胞の遺伝子が変異して細胞にある小器官「ミトコンドリア」の機能低下などがあると、2種類のたんぱく質が出て、周りのがん化を促していた。がんの再発や転移などにかかわっている可能性がある。新たながんの治療法開発に役立つという。成果は英科学誌ネイチャー（電子版）に1日掲載された。
腫瘍のがん化、仕組みを解明 神戸大学 - 日本経済新聞
神戸大学の井垣達吏准教授らは良性の腫瘍が悪性のがんになる仕組みをショウジョウバエで解明した。腫瘍細胞の遺伝子が変異して細胞にある小器官「ミトコンドリア」の機能低下などがあると、2種類のたんぱく質が出て、周りのがん化を促していた。がんの再発や転移などにかかわっている可能性がある。新たながんの治療法開発に役立つという。成果は英科学誌ネイチャー（電子版）に1日掲載された。
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