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2006年9月22日のブックマーク (1件)

  • 上野千鶴子氏による「少年愛」の読解(3) 少年はフェミニズムのために生まれたのではない - 無言の日記−It’s Nothing, Don’t Mention That

    さて、最終日、いよいよ題でございます。昨日分では上野氏のジェンダー用語の不安定性を指摘しつつも、その内容そのものは全否定しないという態度をとりましたが、今日は少し手厳しくいきたいと思います。 少女漫画における少年愛の読解が足りず、少年愛作品そのものの変貌を看破できていない問題 上野氏はこの文章の冒頭で、自分が少年愛の文化より一世代前であることなどから、外国人や歴史家のようにこの問題を扱うとしています。それならば、いくつかの作品を読んだ者としてそれを補完するべきでしょう。 まず、「ジェンダーレス・ワールドを性差レス・ワールドと置き換えてもまだ、少年愛ものはジェンダーレスであったということができるか」という問題についてお話します。 そもそも、少年愛の世界は「ジェンダーレス(語義ママ)・ワールド」ではありません。たとえば、『トーマの心臓』のトーマ・ヴェルナーはフロイライン(お嬢さん)と呼ばれて

    上野千鶴子氏による「少年愛」の読解(3) 少年はフェミニズムのために生まれたのではない - 無言の日記−It’s Nothing, Don’t Mention That
    HODGE
    HODGE 2006/09/22
    少女マンガや「やおい」における、特に未成年や子供に対する「性的虐待」描写は、もっと問題化されて良いのではないか。あまりにも「堂々と」何の衒いもなく流通している。批判もほとんどない──それが問題だ。