【CJC=東京】米国で、宗教のことについて知りたい時には無神論者に聞くのが良い、という皮肉な結果が出てきた。ワシントンに本拠を置く宗教専門調査団体『プーリサーチセンター』が9月28日に発表した調査結果でわかったもの。アメリカ人は、主要な信仰伝統の信条、実践、歴史、指導者などについて、自ら信じているものを含めて知らない人がほとんどだ、という。 ただキリスト教に関する質問に限って見ると、白人のプロテスタントとモルモン教徒の正解が多い。信教の自由を憲法が保障する、など宗教と公生活の関係については、無神論者、不可知論者やユダヤ教徒が高得点だった。 調査は成人3412人を対象に5月19日から6月6日に行なわれた。 アメリカ人は一般に、聖書の基礎的な知識を持っていることも分かった。とにかくイエスが生まれたのはベツレヘムであることは71%が知っていた。聖書の最初は創世記だ、と正確に知っていた人も63%に
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