パリ(Paris)郊外サン・ドニ(Saint Denis)のスタジアム「スタッド・ド・フランス(Stade de France)」でコンサートを行う米歌手のマドンナ(Madonna)さん(2012年7月14日撮影)。(c)AFP/KENZO TRIBOUILLARD 【7月16日 AFP】フランスの極右政党・国民戦線(FN)は15日、同党のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首の額にナチス・ドイツ(Nazi)のシンボル「鉤(かぎ)十字」を重ねた合成映像をコンサートで流した米人気歌手のマドンナ(Madonna)さんを相手取って訴訟を起こすと発表した。 問題の映像は、14日夜のフランス公演で「ノーバディ・ノウズ・ミー(Nobody Knows Me)」を演奏中にステージ背後のスクリーンに映し出された。ルペン氏の額に鉤十字を重ね合わせた写真の後には、ナチス・ドイツの指導者アドルフ・ヒ