(CNN) ハンガリーで1日から施行された新憲法に対する批判が強まっている。2日に首都ブダペストで開かれた抗議デモには数万人が集まり、オルバン首相の退陣を要求した。 抗議デモは、新憲法を非民主的だと批判する野党や市民団体の呼びかけで開かれた。参加者はオルバン首相らが出席していた新憲法制定祝賀会場のオペラハウス前に集結し、同首相を「独裁者」と批判するなど5時間近くに及ぶ抗議活動を展開。首相らはデモ隊を避けて裏口から退出した。 新憲法はハンガリーの正式国名から「共和国」の名称を取り去るとともに、人の一生は妊娠した時から始まると定義した条項や、結婚は男女間のものと定めた条項が盛り込まれた。 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、こうした条項が人権侵害に当たるとして批判。さらに、終身刑の受刑者が仮釈放を認められない可能性や、性的指向に基づく差別禁止が盛り込まれなかったことについても懸念を
南米ペルー・リマ(Lima)で撮影されたポテトチップス(2006年2月22日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/EITAN ABRAMOVICH 【9月2日 AFP】ハンガリーで1日、塩分や糖分の高い食品に課税する、通称「ポテトチップス税」が施行された。 中道右派のオルバン・ビクトル(Orban Viktor)政権によると、課税対象は袋入りスナック菓子、クッキー、炭酸飲料、栄養ドリンクなどで、国内メーカーと輸入業者が納税義務を負う。国民の食習慣の改善と肥満対策が目的だが、厳しい経済情勢の中で歳出削減に取り組む同国政府としては、年7400万ユーロ(約81億2300万円)相当の税収アップへの期待も伺える。 新税導入を推進した議員はAFPの取材に対し、「不健康で高価な食品は食べないように、という消費者に向けたメッセージだ。同時に、メーカーに食塩・砂糖の使用量を削減するよう促す意図もある
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く