野田首相の自民党世襲体制批判が「“舌”好調」だと、次の記事が伝えている。《野田首相:“舌”好調「2世、3世、ルパンじゃない」》(毎日jp/2012年11月22日 22時34分) 11月22日(2012年)の全国幹事長会議で挨拶。 先ず挨拶冒頭。安倍自民総裁との党首討論で11月16日の衆院解散を宣言したことを振返って。 野田首相「『近いうちっていつだ』と言うから答えたら、相手(安倍氏)もびっくりした。一番驚いたのは(民主党の)同志のみなさんだ。私の女房も、解散については寝言でも言わないと言っていたので大変驚いていた」 記事は安倍晋三をびっくりさせたことを、〈電撃作戦を自賛。〉と書いている。だが、この驚かせ作戦が予想不利な中で総選挙を有利に逆転させる起爆剤となる可能性を孕んでいたならまだしも、世論調査を見る限り、その可能性はほぼゼロに等しく、そのための政策とは関係のない世襲批判を激しく繰返すこ