イギリスではハリー王子の回顧録『Spare』の発売後、皇太子夫妻の人気が急落した。 リバプールの病院を訪問するウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃。(2023年1月13日) photography: Getty Images ハリー王子の回顧録はイギリス王室を揺さぶり、その影響はすでに出ているようだ。イギリスの市場調査会社イプソスによる最新調査結果によると、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の好感度は2011年以来最低となった。もっとも低下したとは言え、皇太子の好感度は8ポイント落ちてもまだ61%と高率ではある。本の影響は誰も免れないようで、キャサリン皇太子妃の好感度も67%から60%に下がった。 ---fadeinpager--- 保守系新聞の「テレグラフ」紙はハリー王子の本『Spare』が本人よりウィリアム皇太子の人気に悪影響を与えたことを指摘した。この本が英国王室内での争いやチャー
<日本の低賃金は日本人にとって切実な問題だが、それだけではない。専門職など「高度人材」の外国人もいなくなり、外国から日本に来るのは観光客と投資家だけになるかもしれない> 最近、近所のコンビニやスーパーで働いているのは、ほとんどがベトナム人やネパール人。その中にバングラデシュやスリランカの人も交じっている。 以前は中国人が中心だったが、完全に入れ替わってしまった形だ。近所に限らず、東京ではこうした光景が珍しくなくなっている。 私が日本にやって来た1987年頃、日本で3日働けば、中国の1カ月分の収入が稼げると言われていた。35年がたち、両国の経済規模は逆転した。 日本では平均賃金が30年近く横ばいで、今ではOECD加盟国35カ国中24位。1位のアメリカの半分程度しかない。大手企業の給与に限って言えば、中国のほうが高いケースさえある。そんな国から来た若者たちが日本で低賃金の職に就くわけがない。
<日本の低賃金は日本人にとって切実な問題だが、それだけではない。専門職など「高度人材」の外国人もいなくなり、外国から日本に来るのは観光客と投資家だけになるかもしれない> 最近、近所のコンビニやスーパーで働いているのは、ほとんどがベトナム人やネパール人。その中にバングラデシュやスリランカの人も交じっている。 以前は中国人が中心だったが、完全に入れ替わってしまった形だ。近所に限らず、東京ではこうした光景が珍しくなくなっている。 私が日本にやって来た1987年頃、日本で3日働けば、中国の1カ月分の収入が稼げると言われていた。35年がたち、両国の経済規模は逆転した。 日本では平均賃金が30年近く横ばいで、今ではOECD加盟国35カ国中24位。1位のアメリカの半分程度しかない。大手企業の給与に限って言えば、中国のほうが高いケースさえある。そんな国から来た若者たちが日本で低賃金の職に就くわけがない。
【政治 第211通常国会】衆院本会議で施政方針演説を行う岸田文雄首相=23日午後、国会・衆院本会議場(鴨川一也撮影)岸田文雄首相が23日、1年間の政府の基本方針を示す「施政方針演説」でひときわ力説したのが子供政策だった。内閣支持率が3割台の低空飛行が続く中で迎えた今国会では、防衛費増額のための増税方針を巡り野党による厳しい批判は必至で、厳しい局面が続く。国民生活に直結する子供政策は政権浮揚のカギを握る。 「社会機能を維持できるかどうかの瀬戸際と呼ぶべき状況だ」。23日、首相が施政方針演説で少子化への危機感と子供関連予算の倍増を訴えると、野党議員による「(対策が)遅すぎる」といったやじと、与党議員の拍手が交錯し、今国会の論戦激化を予感させた。 首相は今月4日の年頭記者会見で「異次元の少子化対策」を打ち出し、児童手当の拡充を柱に掲げた。支給額の増額や、支給対象者の所得制限の見直しを検討するが、
岸田文雄首相は23日の施政方針演説で、政権が急速に傾斜する「増税路線」について明確な説明を避けた。防衛力強化の増税は大枠を言及するにとどまり、「異次元の少子化対策」を掲げる子供関連予算の倍増では早くも雲行きが怪しい財源問題について具体的に触れず、今後の負担増に向け誠実に理解を求めたとは言い難い。議論を尽くし国民の懸念を払拭できるのか、国会論戦はその試金石になる。 「将来世代に先送りすることなく、今を生きるわれわれが、将来世代への責任として対応していく」 首相は演説でこう述べ、防衛力強化の財源の一部として令和9年度段階で1兆円強の増税を行う考えに理解を求めた。だが、法人、所得、たばこの3税で確保する方針や、実施時期が未定という生煮え状態について詳しい説明はなかった。 また、少子化対策は出生率の反転に向け政策強化の具体策を検討していると説明したが、民間で5兆~10兆円規模とも試算される子供関連
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