27日投開票される衆院選に向け、各党党首は26日、全国各地で「最後の訴え」に臨んだ。自民党の石破茂総裁の演説の概要は次の通り。 ◇ 自民党は変わらなければならない。私たちは3年3カ月、苦しい野党生活をした。国民のおかげで政権に復帰した。そのような気持ちを忘れてしまったのではないか。 (派閥のパーティー収入を)政治資金収支報告書に載せなかった。そのようなことがあってはならない。本当に深く反省しおわびしながら、なおご支持を賜りたく、心からのお願いをしている。自民は悲しい人、弱い人、苦しい人たちに最も寄り添う政党になる。 自民党を立て直す、新しい日本、思いやりのある日本、強い日本を作る。この国を守るのは自民、公明両党の政権しかない。他の党に任せるわけには絶対にいかない。(東京都江東区)