医師として関わってきた多くの子どもの中には、忘れられない子が何人もいます。その中で、最悪の記憶として残っている赤ちゃんがいます。前回のコラムで、障害児の受容は簡単ではないと言いましたが、それが「死」という形になった子がいました。 産科から小児外科に連絡が来ました。先天性食道閉鎖症の赤ちゃんが生まれたのです。食道閉鎖とは文字通り食道が途中で閉じている先天奇形です。当然のことながら、ミルクは一滴も飲めませんから、生まれてすぐに手術をする必要があります。食道は胸の中にありますので、赤ちゃんの胸を開く、難易度の高い手術です。 そして、赤ちゃんの奇形は食道閉鎖だけではありませんでした。 口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)という奇形があったのです。口唇裂とは上唇が鼻まで裂けていることです。口蓋裂とは口腔と鼻腔を隔てている上あごが裂けていて、口と鼻の中がつながっている状態です。口唇口蓋裂は、形成外科の先
Jeanette Hayes氏(29)は、ニューヨークを拠点にするアーティスト。ネットやポップカルチャーを古典美術と混ぜ合わせるスタイルで知られている。 「Hayesの芸術人生の将来は、彼女のオーラと同じく明るい」とファッションカルチャー誌i-Dで紹介されるなど、注目されている若手アーティストだが、盗用疑惑が発覚してから姿を消している。【BuzzFeed Japan / Rachael Krishna、山光瑛美】 事の発端は9月12日。Twitterのユーザー@kazuwabeさんが、Hayes氏と日本の漫画家・丸尾末広さんの作品が類似していると指摘した。 実はHayes氏、過去にも丸尾末広さんの作品を盗用したと疑われていた。Hayes氏の作品は、「アプロプリエーション(appropriation、作品のなかに他者の作品を取り込むこと)」なのではないか、と訴える声があった。 アメリカのロッ
安倍晋三首相は3日午前、海外の女性指導者らを東京に招いて女性政策を議論する国際シンポジウム(女性版ダボス会議)の関連行事に出席した。あいさつでは、トランプ米大統領の長女イバンカ大統領補佐官が設立に関わった、女性起業家を支援する基金への5千万ドル(約57億円)拠出を表明した。 来日中のイバンカ氏も関連行事に出席して講演。5日のトランプ氏の来日を控え、友好ムードを演出した形だ。 首相は「日本は世界で女性活躍の旗を高く掲げ、強い指導力を発揮していく決意だ」と強調。女性起業家への期待を示した上で「イバンカ氏が主導した基金を強く支持する。世界中の女性たちが立ち上がれば、貧困をはじめ、世界のさまざまな課題は解決できる」と述べた。 行事は都内のホテルで開催。この後、国際シンポジウムは3日間の討議を踏まえた提言をまとめ、閉幕する予定だ。
一世を風靡した「中国崩壊本」が今、曲がり角を迎えている。 中国崩壊本とは「中国経済は数々の問題を抱えており、早晩破綻する」と主張する書籍や雑誌のことだ。いわゆる「反中本」の中でも、主に経済に論考が限定されている。アメリカにも存在するが、日本での出版数が圧倒的だ。 石平「中国『崩壊』とは言ってない。予言したこともない」 「世界第2位の経済大国を自称するが、統計はごまかしが横行している。実際のGDPははるかに少ない」「軍事費や治安維持費が右肩上がりに増えており、高成長を維持できなければ国家が破綻する」「中国の暴動・ストライキの数は年10万件超。成長率が下がれば国が持たない」「不動産バブルは既に限界」......といった個々の事象を基に、中国経済が立ちゆかなくなると結論付けるのが一般的だ。 05年の反日デモ、08年の中国製冷凍ギョーザ中毒事件、10年の尖閣諸島沖中国漁船衝突事件、12年の日本政府
22日投開票の衆議院選挙で開票ミスです。香川県高松市の開票所で、投票用紙が実際の投票者数より多いというミスがありました。 高松市の香川1区の開票所では、集計した投票用紙の数が実際の投票者数より小選挙区で8票、比例区で6票多くなっていました。高松市選挙管理委員会では、当落に影響が無いことから「マイナスの持ち帰り票」として処理しました。 午前1時頃に職員が気づき、開票所内を点検しましたが原因が分からなかったということです。これにより確定が1時間半ほど遅れました。 高松市選管では4年前の参院選で白票の水増しが行われ、職員ら6人が有罪判決を受けた開票不正事件が起きています。 (高松市選管・水田晶事務局長) 「一つ一つのチェック体制の精度、確かさというところをもっと上げていかなければならないのかなと思っています」
2017年6月23日、都議選開始の日に都議選とまったく関係ない外山恒一氏があえてテロリストを自称し「共謀罪反対」の街宣をやるようだ――。そんな情報を聞きつけた我々は街宣車に同乗し取材を行っていた。その途中、都内某所で街宣車を停める外山氏。 ⇒【写真】街宣の様子 何でも、ツイッターのアカウントを数か月に渡り凍結されており、メールを送っても埒が明かず、これからツイッター社へ直接抗議に行くとのこと。「取材に来ますか?」と言われたが、路上での街宣を取材するならまだしも、この件で私企業内にアポなし取材の形で侵入する大義はないと判断。「それには我々は関与しません」と街宣車の中で待機することに。どうせ急に会社を訪れても対応されないだろう、と高をくくりながら待つこと40分ほど、戻ってきた外山氏は「試合に勝って、勝負に負けた」と微妙な表情を見せることとなった……。 ――都議選期間中の街宣(参照記事:「『共謀
行先は、埼玉――。 今回で8度目となる天皇皇后両陛下の“私的旅行”である。9月20日から1泊2日で、日高市、熊谷市、深谷市を巡られる。 宮内庁担当記者の話。 「私的旅行といえば今年5月、陛下たってのご希望で、戦時中に疎開していた奥日光へ2泊3日で行かれる予定でした。が、直前に天皇陛下が風邪を引かれ、中止になってしまった。なので今回は、奥日光が行先かなと思っていたのですが……」 埼玉がご訪問先として選ばれた理由について、宮内庁は“独自の文化がある地域を訪ねたいという陛下のご意向”としている。 「独自の文化というのは、最初のご訪問先、高麗(こま)神社のある地域のことを指しているのでしょう」 とは、地元紙記者。 「この地域は、8世紀に、高句麗からやってきた1799人の渡来人が移り住み、その際、高麗神社を建立したのです。今も高麗駅前には半島由来の魔よけの柱が建っていますし、朝鮮風の郷土料理もありま
3時のヒロイン・福田麻貴がドラマ初主演 フジ水10枠で奇想天外な婚活ラブコメ「“自分で大丈夫ですか!?”と非常に不安だった」
旅行予約サイト「楽天トラベル」で使われている地図で、日本海の表記が「日本海(東海)」と併記されていることが分かった。 同社によると、米ネット検索大手「グーグル」が提供する地図を利用しているといい、「意図して使っているわけではない」と説明。韓国側が主張する呼称「東海」の併記について、外務省は「日本政府の方針に反している」とグーグル側に削除を求めている。 問題をめぐっては、ネット上で話題になり、20日には自民党の山田宏参院議員がツイッターで、グーグルマップの不使用要請とあわせ、「(グーグルに対し)外務省に再度抗議させる」と言及するなど波紋が広がっている。 外務省はこれまでも東海表記の削除を複数回求めてきたが、グーグル側は応じておらず、同省は「『日本海』は国連機関で唯一使われている呼称。『東海』の併記は中立性を欠き、間違っている」と話している。 一方、楽天トラベルは指摘を受け、「今後、対応を検討
警視庁の警察官から1時間半にわたる職務質問を受け、精神的な苦痛を負ったとして、30歳の男性が訴訟を起こした。 東京都を相手取って慰謝料など総額165万円を求める国家賠償請求訴訟を起こしたのは、都内のIT企業に勤務するエンジニアの江添亮さん。AbemaTV『AbemaPrime』では、本人に当時の状況を再現してもらった。 先月3日、江添さんは江東区の自宅から銀座にある勤務先まで、およそ5キロの道のりを徒歩で通勤していた。服装は普段どおり、ブーニーハットを目深にかぶり、「公式なものではないが、自衛隊がよく使うシャツ」を着て、腕にはアームカバーを着けていた。 ところが途中、警察官3人に職務質問を受け、「会社にいかなければならないから通してほしい」と訴えるも、所持品の検査に応じなければ通さないと、出社を妨害されたとしている。別の警察官からは「公務執行妨害だ」「拳銃に触った」など、“犯罪者のように扱
昨年3月の「週刊新潮」報道により、5人の愛人との不倫が明るみに出た乙武洋匡氏(41)。現在は言論活動を再開しているが、同年9月に離婚した元夫人の仁美さんが、このたび彼とその不倫相手を提訴したのだ。 *** 仁美さんの訴状が代理人弁護士によって東京地裁に提出されたのは、8月4日のことである。訴状は2通あり、ひとつは精神的損害の賠償などを乙武氏に求める内容、もうひとつは不貞行為の損害賠償を乙武氏の不倫相手に求めるものだ。 引き金となったのは、昨年11月27日の『ワイドナショー』(フジテレビ)に、乙武氏がVTR出演したことだった。 “不倫謹慎”後に初めて地上波のテレビに登場した乙武氏は、不倫発覚から離婚に至るまでの経緯について、 「まあ、私がしでかしたこと自体は、夫人はずっと前から知っていたことなので」 「離れたほうが子どもたちのためっていうのが、やっぱり大きかったのかなあ……」 な
「福島の大麻が“すごい”らしい。一昨年ほど前から愛好家の一部で話題となっていました」 こう話すのは、ドラッグ事情に詳しい実話誌ライター。“すごい”というのは、大麻に含まれる陶酔成分の効きが“強い”という意味で、大麻愛好家からしてみれば“上質な大麻”。すなわちキマりやすい大麻、ということになる。危険ドラッグの規制により、大麻や覚せい剤への“回帰”が指摘されているドラッグ市場において、有名芸能人が大麻の所持や使用で逮捕されたり、全国各地の大麻コミュニティの存在が明らかになるなど、当局はかつてない体制で目を光らせているが、なぜ福島の大麻が注目されているのか。いわき市内に住むドラッグ愛好家が解説する。 「厳密に言えば福島産の大麻がすごい、ということではなく、福島在住の人間が扱う“ネタ”がすごいということ。福島のプッシャー(売人)の一部には、原発事故によって避難を余儀なくされた地域に住み、補償金
【AFP=時事】中国の検閲当局は14日、獄中でノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を受賞した民主化運動家で作家の劉暁波(Liu Xiaobo)氏を追悼する言葉をソーシャルメディア上から徹底的に削除した。著名な反体制派である劉氏の死に関する議論を封じようとする措置で、「ろうそく」の絵文字や、英語の「安らかに眠れ」を略した「RIP」といったキーワードなども削除対象となっている。 劉氏は13日、中国北東部遼寧(Liaoning)省瀋陽(Shenyang)にある警察の厳重警備下に置かれた病院で、肝臓がんのため死去した。61歳だった。しかしほとんどの中国人は劉氏の死について知らないばかりか、ノーベル平和賞を受賞した劉氏についてまったく知らない。 ネット検索大手の百度(Baidu)で劉氏死去のニュースを検索しても、結果なしと表示されて検索できない。中国版ツイッター(Twitter)
警視庁赤羽署が今年6月、「夫を殺した」と出頭してきた女(53)に対し、詳しい事情を聞かないまま、追い返していたことがわかった。 女の自宅からはその後、夫(70)の遺体が発見され、埼玉県警に死体遺棄容疑で逮捕されていた。同庁は「対応が不適切だった」としている。 同庁の発表によると、女は6月9日正午頃、同署赤羽駅前交番(東京都北区)を訪れ、「夫を殺した」と話した。しかし、交番相談員の男性はうそだと思い込み、「署に行った方がいい」と指示。女は約30分後、同署を訪れたが、対応した警察官も「妄想」と判断し、詳しい状況を聞かずに帰したという。女は翌10日未明にも再び、同交番を訪れたが、追い返されたという。
6月定例埼玉県議会で29日、一般質問に登壇した自民の日下部伸三議員が質問の中で「バカでもチョンでもできる」と発言し、議場からのやじに「不適切な発言でした」と慌てて撤回する場面があった。日下部議員は取材に「あの場面で使うのは不適切だった。(撤回したから)問題はないのではないか」との認識を示した。 日下部議員は県の少子化対策について田島浩福祉部長に再質問した中で、「子育て応援行動計画の少子化対策の費用対効果について、多変量解析を使って効果検証をしていない。待機児童数と合計特殊出生率にはプラスの相関がある。さまざまなデータで相関係数を出して傾向を見るのが統計学の手法。バカでもチョンでもできる」と発言した。 自民県議団の小島信昭団長は取材に「本会議場での不穏当な発言。感情的にならないことが大切で、本人には『発言をよく考えてほしい』と注意した」と述べた。
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