香川県坂出市沖で19日、修学旅行中の小学生が乗った旅客船が沈没し全員が救助された事故で、船は浸水を伝える通報から20分ほどでほぼ海中に沈んでいたことがわかりました。 19日夕方、坂出市沖の与島の北側で旅客船が沈没し、修学旅行のため乗船していた坂出市立川津小学校の6年生と教員ら合わせて62人が近くにいた漁船や駆けつけた高松海上保安部の巡視艇に救助されました。 海上保安部などによりますと、旅客船は通報からおよそ20分後の午後5時すぎには船体のほぼすべてが海に沈んだ状態で、救助に駆けつけた際には海で浮きにつかまりながら救助を待つ人もいたということです。 乗っていた児童52人は全員が何らかの形で体をぬらし、中には海の中で10分ほど救助を待っていた児童もいたということで、児童2人とバスガイドの女性1人の合わせて3人が体温の低下などを訴えて病院で手当てを受けました。 旅客船が沈没した与島の周辺は岩場や