河川敷に転落した知人女性を放置したとして、静岡県警静岡中央署は6日、静岡市葵区の無職の男(72)を保護責任者遺棄の疑いで静岡地検に書類送検した。 発表によると、男は4月19日午前11時頃、同区梅ヶ島で、一緒にドライブに出かけた同区の知人女性(当時64歳)が、道路から約7メートル下の河川敷に転落したことに気付いたが、必要な救護措置を取らずに放置した疑いが持たれている。女性は同21日午後、死亡した状態で通行人に発見された。死因は脳挫傷という。 調べに対し、「2人で出かけたことを周りに知られたくなかった」と容疑を認めているという。