オリンピックに出場できるくらい一流のアスリートであれば、並はずれた身体能力の持ち主だろうことは想像に難くないが、この度脳の情報処理能力もハンパないことがわかった。米イリノイ大学心理学部アーサー・クラメール教授は、教え子の卒業論文の作成に伴いブラジルのバレーボール選手87人を対象に調査を行った。 協力を仰いだ選手の中には北京やロンドンオリンピックのメダリストも含まれ、文字通り超一流のアスリートたちだったという。特徴的なのは彼らの行動抑制能力がずば抜けていること。つまり瞬時に動作を止めることが容易だとか。またすべての選手が記憶力のスピードが速く、タスクの切り替えも瞬時に行っていたらしい。 周辺視野で起きた些細な変化に一瞬で気付く一方、無関係で紛らわしい情報は無視してタスクをこなすことが可能だという。彼らの能力が生まれつきのものなのか、厳しいトレーニングのたま物なのかは不明だが、同教授いわく「一
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