話題の映画『レ・ミゼラブル』を観た。 舞台は19世紀初頭。革命期のフランス。 もう幕開けから度肝を抜かれた。日本では「フランス人は自国の言語や文化に強い誇りと拘りを持つ」という言説が幅をきかせているし、私自身もそれを疑うことはなかったんだけど、そんなもの出鱈目だということが一発で分かった。驚くべきことに、この映画に登場するすべての人が、非常に流暢な英語を話していた。もちろん、知識階級だけではない。服役している犯罪者から貧民街のストリートチルドレンに至るまでみんな英語なんだよ。フランスに対するイメージが根底から覆された。やはり何ごとも伝聞ではなく自分の目で確かめることが大事だと痛感した。 それからもう一点。実はこちらの衝撃のほうが大きかった。ただ、これはちょっと言葉では説明が難しい。映画を観たら一発でニュアンスが理解できるんだけど。とにかく、この映画に出てくる人たちの会話の様式が、根本的に日
![レ・ミゼラブル観た! 浜村淳が腰抜かすレベルのネタバレあり - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/82265651769babefebea84072abf8c15578fd4aa/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41gQfHt1jFL.jpg)