イラク北部の町トゥズフルマトゥで、クルド人勢力の元軍事拠点のそばに止められたイラク軍の車両と戦車(2017年10月13日撮影)。(c)AFP/Marwan IBRAHIM 【10月14日 AFP】イラク軍は13日、石油資源が豊富なキルクーク(Kirkuk)州で2014年以降クルド人治安部隊ペシュメルガ(Peshmerga)が支配してきた軍事拠点を奪還した。クルド自治政府が先月実施した独立の是非を問う住民投票をめぐり、クルド自治政府とイラクは激しく対立している。 クルド人部隊の幹部は、イラク軍の進軍に「何があっても」抵抗し、クルド人を防衛するため重武装の戦闘員を多数動員したことを語ったが、同時にイラク政府との衝突の激化を避けるために国際社会の介入を要請した。 一方、匿名でAFPの取材に応じたイラク軍の将官は「2014年6月に奪われた軍事拠点を奪還するため、イラク軍部隊が前進している」と語った
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