ワクチン2回目接種後の発熱は抗体量と関係していました。 九州大学の研究によれば、ファイザー社製ワクチンの2回目接種後の体内の抗体量を調べたところ、発熱があった人ほど、体にたくさん抗体が存在していることを発見した、とのこと。 特に38℃を超える高い発熱を起こした人は、そうでない人に比べて1.8倍もの抗体量が確認できました。 また、発熱に対応するために飲んだ解熱鎮痛剤は、抗体量に影響を与えないことも判明します。 よく耳にする「発熱があるのはワクチンがちゃんと効いている」との説は、どこまで本当なのでしょうか? 研究内容の詳細は、2022年3月18日付で科学雑誌『Vaccine』に掲載されています。
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