外食をする時、長女(12)と次女(9)は必ずジャンケンをする。どっちがわたしの隣に座るかを決めるためだ。罰ゲームじゃないぞ。二人ともわたしの隣に座りたいんだ。 お出かけの時は、互いのスキをついてわたしと手を繋ごうとする。わたしと手を繋げなかった方は「ずるいー」と膨れる素振りを見せる。 最近になってココアの美味しさに目覚めたわたしは、仕事から帰ってくるとまずココアを飲むことが習慣になった。するとどっちがわたしのココアを作るかを競うようになった。 数え上げればキリがないのでもう止す。 少し行き過ぎな感は否めないし、それで本当に揉めたりするので困ることもあるけど、長女も次女もわたしの事を好きでいてくれる。 わたしはといえば、モチロンその光景に目を細めながら微笑ましく眺めているよ。はっはっは。こらこらお父さんの取り合いでケンカをいけないよ。まいったなぁ。わたしのカラダは一つしかないんだよほー。 今