仕事を1時間早く終えて、フルート奏者としてスタートした知人のコンサートに行った。 私の知る彼女はいつも穏やかで奥ゆかしい、誰に対しても公平に優しい人。彼女の奏でる音は人柄そのものだった。 あたたかで、あつみのある低音が魅力。場を包むような音。高音部では、もう少し自己主張していいよ!と言いたくなるような。 今回はフルートのカルテットという珍しい演奏会で、同じ楽器でも各々の個性が光る演奏だった。演奏会しますので、と控えめに声をかけられ、これは行かねば!と思って、まきで仕事を終わらせた。 眠くなるといけないので、梅田までの移動中に仮眠をとり、開演前にリポビタンDをぐびっと! 梅田のドルチェ楽器さんの小さなホールにて。普段はオーケストラをそれなりの規模のホールで聴くことが多いので、奏者の手の動き、四人がタイミングをはかり息をあわせる仕草や視線を間近でみる稀な機会となった。 舞台の上の人間の熱には、