百貨店の知られざる再生請負人がいる。イオンとディスカウント店「ドン・キホーテ」だ。建物を丸ごと引き受け固定客の買い物頻度は上げつつ、新たに若者を取り込んで復活させる手法が奏功している。ドンキは2025年から人工知能(AI)を使った顧客データ分析を取り入れる。IT(情報技術)も駆使するポスト百貨店を取材した。24年12月中旬、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)が展
9日から10日にかけ、予約で満室となっている札幌市内の宿泊施設が相次いでいる。背景にあるのは同日程で、大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)を舞台に開催されるアイドルグループ、Snow Man(スノーマン)の公演だ。国内客が多く訪れる夏、インバウンド(訪日外国人)が多い冬の合間で、従来閑散期とされる11月に思わぬ恵みを受ける一方、需要に対しホテル供給が不足する札幌の課題が露呈している。スノー
東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランド(OLC)は9日、クルーズ事業に参入すると発表した。事業費は約3300億円で、2028年度に就航する。首都圏の港を発着する2〜4泊の短期周遊クルーズを中心に運航する。世界的に需要の拡大するクルーズ船をテーマパークに続く柱の事業に育てる。テーマパークは国内外で新規開業や拡張が相次ぎ競争が厳しい。クルーズ船は客層が従来の高齢者から家族客や
セブン―イレブン・ジャパンは、入れたて紅茶「セブンティー」の展開に乗り出した。東京都内などの数店舗で実験販売を始めた。2024年以降の全国展開を検討し、3年後をめどに全体の5%に当たる1000店規模まで広げる。紅茶は女性を中心に人気でコーヒーと並ぶ嗜好飲料だ。大手小売りの紅茶販売参入は国内の消費拡大の契機となる。実験店舗の一つ、「セブンイレブン芝浦4丁目店」(東京・港)では、レジの横に入れたて
サイバーエージェントの株式時価総額が低迷している。ゲーム「ウマ娘プリティーダービー」リリース後の2021年には1兆円を超えていたが、足元で4000億円を下回り、17年以来の低い水準にある。同ゲームの課金収入の一巡に加え、主力事業の課題が手つかずで悲観的な見方が広がっている。「ハードランディングで落ちてしまった」。サイバーの藤田晋社長は「ウマ娘」の失速について7月の決算説明会でこう語った。23年
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く