「意外な発見がたくさんありました。夕方から夜にかけてカルピスや果汁たっぷりの甘いジュースを買う人の3人に1人が30代の男性だったり、女性を意識して開発したラ・フランスの甘いジュースの購買者の半分が男性だったのです。仕事の疲れを癒やしたり、小腹がすいたのを甘いジュースで満たそうとしているのでしょう」 こう話すのは、JR東日本グループ向けの自動販売機を運営・管理するJR東日本ウォータービジネスの阿部健司・営業本部自動販売機事業部長。この“意外な事実”はJR東京駅構内にある特殊な自販機によって判明した。その自販機とは同社が昨年11月に導入した“次世代型自販機”である。 この自販機が次世代たるゆえんは、通常の自販機がジュースの見本缶を並べている面に、47インチのタッチパネル式大型液晶ディスプレイがあることと、顔認識センサーを備えている点だ。 普段このディスプレイは飲料広告を表示しているが、ひとたび
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