【クリック＆モルタル】、オンライン売上が30％！チェーンストア2.0のＡＢＣ理論とは？:激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ

■大手チェーンストアでは、店舗での売上が伸び悩んでいるものの、オンライン売上は急伸している。 デパートメントストア最大手のメーシーズでは昨年、オンラインでの売上高が10億ドルを突破したと発表した。過去２年間で50％以上も伸びているのだ。ノードストロームでもオンライン販売を含むダイレクトセールス事業部の売上高前年同期比は、直近の四半期（２月〜４月期）で38.5％増加と発表している。逆に、小売最大手のウォルマートは、ＣＥＯマイク・デューク氏が株主総会で、Ｅコマースの重要性を説きながらも、競合店より取り組みが遅れていることを認めている。同社はオンライン売上高を公表していない。 小売全体でみてオンライン売上高は、一桁台とまだ低い。メーシーズでも09年度は売上の4.3％にしか過ぎない。ノードストロームでも7.2％だ。全米小売業協会（ＮＲＦ）では、昨年のオンライン売上高は1,340億ドルとなったものの