つらつらと書きかけ。 欲望が薄いほうだとは思わないおれが結局のところ多くを望もうとしないのは、欲望よりもめんどくささが上回っているからだと思う。フラットに欲しいか欲しくないかっていわれれば欲しいけど、ちょっとでもめんどくさいことは一切やる気がないので、めんどくさい→どうでもいい→二度寝、という自殺しない回路がドライブしておれの自意識を平穏に保ちつづける。昔から自分以外の誰かになりたいと思ったことがなかった。誰かのようになりたいというひとに共感したこともない。唯我独尊といわれることもあるがそれは違うと思う。べつに自分が尊いわけではない。生まれる先を選べたわけではない。想像力が足りなかっただけかもしれないが、だとすればおれは幸運だったのだと思える。大きな成功も挫折もなく凡庸に生きている。 自分の欲望の身の丈に合うだけの力がない場合、常に不満が生じて人間は苦しい。あれが欲しいああなりない、だが手
日経BP社は10月4日,2006年の「日経BP・BizTech図書賞」を決定したと発表した。梅田望夫氏の「ウェブ進化論」(筑摩書房刊),遠藤功氏の「見える化」(東洋経済新報社刊),小松秀樹氏の「医療崩壊」(朝日新聞社刊)の3点が受賞した。 日経BP・BizTech図書賞は技術と経営の発展に役立つ図書を表彰するもの。2001年に創設し,今年が6回目となる。竹内弘高一橋大学大学院国際企業戦略研究科長が審査委員長を務める。 「ウェブ進化論」は,米国シリコンバレーで10年以上にわたりIT企業の盛衰を見てきた著者の実体験に基づき,新たなネットの時代を分かりやすく解読した点,Web 2.0時代に日本が抱える矛盾を突いた点が評価された。 「見える化」は,著者が目にしてきたトヨタをはじめとする現場の豊富な事例を基に「見える化」という切り口を提示し,それを実践する際のアプローチと留意点を具体的に示したことが
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