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ブックマーク / www.aozora.gr.jp (6)

  • あいびき (ツルゲーネフ イワン)

    このあいびきは先年仏蘭西(フランス)で死去した、露国では有名な小説家、ツルゲーネフという人の端物(はもの)の作です。今度徳富先生の御依頼で訳してみました。私の訳文は我ながら不思議とソノ何んだが、これ…

    あいびき (ツルゲーネフ イワン)
    Hebi
    Hebi 2012/01/27
    イワン・ツルゲーネフ 二葉亭四迷訳 国木田独歩「武蔵野」に引用がある
  • 著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名

    著作権保護期間の延長はやめておこう。 文化共有の青空を育てよう。 著作権保護期間の延長を 行わないよう求める請願署名 延長問題を審議してきた委員会が、「中間整理」をまとめました。 これをどう評価するか、広く意見が求められています。 署名に続いて、 「延長は望まない」の声を、もう一度響かせる、チャンスです! 2007年1月1日  最終更新:2008年10月13日 English page 文化庁の「文化審議会著作権分科会」に設けられた「過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会」が、検討結果の「中間整理」をまとめました。 「延ばす」「延ばさない」、双方の主張を併記したまとめに対し、広く皆さんの声を聞く、意見募集が行われることになりました。 延長には「十分な合意が得られた状況ではない」としながらも、まとめは、今後も、「検討を続けることが適当」としています。 見送りか、検討の継続か――。 「今後

  • 草枕 - 夏目漱石

    山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。 智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情(じょう)に棹(さお)させば流される。意地を通(とお)せば窮屈(きゅうくつ)だ。とかくに人の世は住みにくい。 住みにくさが高(こう)じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟(さと)った時、詩が生れて、画(え)が出来る。 人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣(りょうどな)りにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。 越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろげ)て、束(つか)の間(ま)の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降(くだ)る。あらゆる芸術の士は

    Hebi
    Hebi 2006/11/11
    今日一日このくだりを何度も思い出した>世に住むこと二十年にして、住むに甲斐(かい)ある世と知った。二十五年にして明暗は表裏(ひょうり)のごとく、日のあたる所にはきっと影がさすと悟った。三十の今日(こん
  • グリム 中島孤島訳 ラプンツェル

    むかしむかし夫婦者(ふうふもの)があって、永(なが)い間(あいだ)、小児(こども)が欲(ほ)しい、欲(ほ)しい、といい暮(くら)しておりましたが、やっとおかみさんの望(のぞ)みがかなって、神様(かみさま)が願(ねが)いをきいてくださいました。この夫婦(ふうふ)の家(うち)の後方(うしろ)には、小(ちい)さな窓(まど)があって、その直(す)ぐ向(むこ)うに、美(うつく)しい花(はな)や野菜(やさい)を一面(めん)に作(つく)った、きれいな庭(にわ)がみえるが、庭(にわ)の周囲(まわり)には高(たか)い塀(へい)が建廻(たてまわ)されているばかりでなく、その持主(もちぬし)は、恐(おそ)ろしい力(ちから)があって、世間(せけん)から怖(こわ)がられている一人(ひとり)の魔女(まじょ)でしたから、誰一人(たれひとり)、中(なか)へはいろうという者(もの)はありませんでした。 或(あ)る日(ひ)の

    Hebi
    Hebi 2006/10/11
  • 2017年01月01日「土地とともにあるパブリック・ドメイン」- そらもよう

    今年も青空文庫の誕生日である7月7日がやってきました。 今日までその活動を27年間地道に続けて来られたのは、実作業で支えてくださった多くのボランティアのみなさんと、収録された作品をさまざまに楽しみ、その可能性を広げてきてくださったユーザのみなさんのおかげです。 あらためて御礼申し上げます。ありがとうございます。 さて、2023年1月1日から継続して進めて参りました「式年遷宮」ですが、ようやく新規データベースサーバの引っ越しの目処がつきました。 元旦でお知らせしていた日7月7日からの運用には間に合いませんでしたが、この8月から実データを構築中の新データベースに移し、そして運用を試験して大きな問題がなければ、この秋には引っ越しを完遂したいと考えています。 (もちろん試用しながら都度バグフィックスを行う必要が生じますので、夏のあいだにタイミングを慎重に見極めなければなりません) ともあれ、お

    Hebi
    Hebi 2006/04/23
    青空文庫の著者紹介にWikipediaへのリンクが
  • 寺田寅彦 ジャーナリズム雑感

    いつかある大新聞社の工場を見学に行ってあの高速度輪転機の前面を瀑布(ばくふ)のごとく流れ落ちる新聞紙の帯が、截断(せつだん)され折り畳まれ積み上げられて行く光景を見ていたとき、なるほどこれではジャーナリズムが世界に氾濫(はんらん)するのも当然だという気がしないではいられなかった。あまり感心したために機械油でぬらぬらする階段ですべってころんで白い夏服を台無しにしたことであった。 現代のジャーナリズムは結局やはり近代における印刷術ならびに交通機関の異常な発達の結果として生まれた特異な現象である。同時に反応的にまたこれらの機関の発達を刺激していることも事実であろうが、とにかく高速度印刷と高速度運搬の可能になった結果としてその日の昼ごろまでの出来事を夕刊に、夜中までの事件を朝刊にして万人の玄関に送り届けるということが可能になった、この事実から、いわゆるジャーナリズムのあらゆる長所と短所が出発するの

    Hebi
    Hebi 2005/05/02
    世界の現象自身を類型化/世界じゅうがその類型で満ち満ちているかのごとき錯覚/類型の伝播を助長
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