ベトナムのグエン・タン・ズン首相が「カムラン湾を外国の海軍が利用出来るように整備する」と発表、フン・クアン・タイン国防大臣がインタビューで説明しています。 国防大臣、カムラン湾を外国軍艦のサービス拠点へ:HOTNAM! News ASEAN首脳会議を終えてNguyen Tan Dung首相は、ベトナムはCam Ranh湾に、潜水艦を含めたあらゆる国の海軍船舶にサービスを提供する総合港を建設する計画があると発表した。この計画について、Phung Quang Thanh国防大臣に話を聞いた。 Cam Ranhは現在軍隊の管理下にあり、湾は広く、水深も深く、多数の大型船を受け入れる能力があるが、ベトナムの船舶は多くなく、能力に余剰が生じている。そのため民間の船舶、また外国の海軍船舶向けのサービスを結びつける必要がある。 ■潜水艦・空母も除外せず Q: Cam Ranhではどのような戦艦を受け入れ
尖閣諸島沖で日本の海上保安庁の巡視船と中国の漁船が衝突した事故の際に、巡視船側から撮影されたビデオがYoutubeに上がっています。日本政府は公式にはまだ一般には公開していない為、流出してしまった事になります。 これはアップロードされた4番目と5番目の映像で、衝突の瞬間が写っています。現時点で6つの動画がアップロードされています。(※最初の投稿者のアカウントが削除されたのでコピーと差し替えました。) 沖縄県・尖閣諸島沖で海上保安庁巡視船と中国漁船が衝突した事件で、状況を記録したビデオ映像がインターネット上に流出したことが5日、分かった。海保が画像を確認した。海保によると、国会に提出したもの以外の映像も含まれているという。 尖閣の衝突画像、ネット流出=海保が確認、国会提出分以外も:時事通信社 本物である事が確認されました。このYoutubeにアップロードされた動画の一部が国会に提出されたもの
中国政府が、米政府に対し、南シナ海を台湾やチベットと並び領有権で絶対に譲らない「核心的利益」と位置付けると表明したこれまでの発言を否定し、核心的利益とする立場を事実上取り下げる姿勢を示していたことが22日、分かった。 中国がこの新方針を表明後、米国や東南アジア諸国連合(ASEAN)の関係国が強く反発。中国国内では強硬姿勢を続けることは外交全体の柔軟性を損なうとの議論もあり、米国などに配慮する形で対外的な立場の変更を決めたとみられる。 中国「核心的利益」を取り下げ 南シナ海権益で:共同通信 まだまだメリケンを相手にするのは時期尚早、と言う現実判断が働いたんでしょうかね。 ただ、「いずれ見てろよ!」と内心思ってるんだろな、と思わせるのは、中国に徳が足りないせいでしょうな。 Posted by 名無しОбъект at 2010年10月24日 19:50:42 しかし海南島には潜水艦基地できてる
揚陸作戦とは専用の揚陸艦だけで行われるものではなく、多数の民間徴用船が参加して行われます。通常は先ず専用の揚陸艦が砂浜に上陸、地上部隊が進撃し港湾を奪取した後に、民間徴用船を港湾に接岸させて大量輸送を始めます。他には港湾を直接奪取する場合もありますし、砂浜の海岸に移動式の人工港を持って行った場合もあります。港湾を使わない場合でも、客船や貨物船ならば人員や物資をヘリコプターで輸送すれば活用出来ますし、カーフェリーやRORO船ならば沖合からポンツーンを架橋する事でビーチングをせずとも重装備を降ろす事が出来ます。 以下は1996年11月に中国人民解放軍が陸海空協同で大規模揚陸演習を行った時の様子です。 大型の民間ロロ船(RORO船)を使用して機械化部隊を輸送し、工兵が水際に短時間で機動式埠頭を架設して大量の戦車・装甲車・各種火砲を迅速に上陸させる訓練が実施され……次のような成果をあげた。 1 民
まだ中国の公式な発表はありませんが、071型ドック揚陸艦「崑崙山」に続く大型揚陸艦建造計画が始動した模様です。 簡氏:071塢登將造6艘 081直升機登陸艦在:環球時報 簡氏還分析認為,首次部署船塢登陸 艦的舉動凸顯了中國打造一支更大型的能執行常規軍力投送任務的海軍。在6月中旬,第二艘071型船塢登陸艦的船身部件開始在上海組裝,來自亞洲的消息源披 露,最初階段,中國將建造6艘071型船塢登陸艦和6艘081型直升機船塢登陸艦(LHD),第一艘081型登陸艦已在建造,但是亞洲的消息源說,該艦在 在大小規模上類似于071型,並配置性能更強的防空係統。在2020年之前,中國的初步兩棲投送力量還將有多達四個新型航母戰鬥群與之伴隨。 この記事は中国誌の独自記事ではなく、イギリスの軍事誌ジェーン・ディフェンス・ウィークリー(中国語で簡氏防務周刊)の翻訳記事です。ジェーン=簡氏と略します。その内容は・・・
今月7日に尖閣諸島近海の日本領海に侵入し不法操業の上に、日本海上保安庁の巡視船に衝突し拘留されていた中国漁船の船長が23日、釈放されました。 この件で中国は海空戦力を出して威嚇する様子が無かったので、軍事以前の段階であると記事にしていませんでしたが、日本海上保安庁の撮影した中国漁船との衝突の瞬間のビデオが有るというので、それが公開されたら記事に書く予定でした。しかしそれはもう公開されなさそうです。 こちら側に強力な手札が有る状態で使わずに幕引きを図る行為は、それに見合う対価が得られる取引が見込める場合のみ通すべき話であり、相手が事件後に起こした対抗措置を放棄させる目的で行う事は、相手の元手がゼロでこちらに益が無く、釣り合いが取れません。レアアース輸出規制はWTOに提訴出来ますし、フジタ社員拘束は遺棄化学兵器処理事業の存続自体を揺るがす行為です。人質を取るような行為は人権問題とも関わってきま
中国では軍事評論家=現役軍人であり、そのレベルはとても高く傾聴に値するのですが、こうした専門家の意見を聞かずに新聞などのマスコミが独自に軍事記事を書いてしまった場合、そのレベルは途端に下がって問題外のレベルになってしまいます。 中日の陸海空技術の比較:中国網 『現在、一部のいわゆる軍事マニアはやはり10年前の視線で中国を見ており、とくに日本との比較では自らを低く評価しているが、実際、中国と日本の軍事技術面での格差は、想像するほどではない。人民網軍事コラムが伝えた。』 中日の陸海空技術の比較 4ページ目:中国網主戦用タンクを例にすれば、大砲や装甲技術で中国は先端を行く。日本は高圧力大砲を生産する技術は有しておらず、ドイツが生産を許可するタンク砲を導入するしかない。だが中国はこの面で完全に自主技術を有しており、それはドイツの技術に匹敵する。日本の優位性は動力システムにあるものの、仮に中国が11
中国海軍の揚陸戦力は現状では中小艦艇ばかりですが、掻き集めるとかなりの量になります。既にアメリカ海軍に次いで第二位の揚陸戦力を有しています。 【中国海軍揚陸艦艇】 ●Yuzhao級 17600トン ×1隻 戦車 10両 歩兵 800人 ●Yuting-Ⅱ級 4800トン ×9隻 戦車 90両 歩兵 2250人 ●Yuting-Ⅰ級 4800トン ×8隻 戦車 80両 歩兵 2000人 ●Yukan級 4170トン ×7隻 戦車 70両 歩兵 1050人 ●Yunshu級 1850トン ×10隻 戦車 80両 歩兵 1800人 ●Yudeng級 1850トン ×1隻 戦車 8両 歩兵 180人 ●Yubei級 1000トン ×10隻 戦車 40両 歩兵 1500人 ●Yuhai級 800トン ×9隻 戦車 18両 歩兵 2250人 揚陸艦艇合計 55隻 16万6740トン 戦車
元外交官の宮家邦彦氏の専門は当然、外交問題についてであり、軍事知識は素人レベルで信用が置けなくても、流石に専門の外交ならば分析も的確だろう・・・そう思っていた時期も私にはありました。 ○米韓、北朝鮮への牽制として黄海での軍事演習に空母の参加を検討。 ↓ ○中国、自国近海での空母演習に激しく反発。米国、空母参加を取り止め。 ↓ ●宮家邦彦、「お粗末な米と韓、中国の肘鉄で一目散」 ↓ ○米国、「やっぱり黄海での演習に空母を参加させるよ。それと、南シナ海で中国を抑え込む為にベトナムへ空母を送り込んだよ。ASEANの会合でも中国にメッセージを送ったよ」 ↓ ●宮家邦彦、「大失態演じた中国外交、米中対立どこまで」 ・・・やっぱりこの人の分析は当てにならないかもしれない。 (2009/10/10)「非対称戦」という言葉すら理解していない宮家邦彦氏 (2010/07/13)米海軍公式発表すらチェックせず
今こそ国防予算を聖域化して軍拡を行う時が来ました。国家の財政が赤字であろうと、今このタイミングを逃してしまうと取り返しが付かなくなってしまうからです。 露、今後3年で国防費60%増へ…原潜配備など:読売新聞この予算方針は、プーチン首相が主宰した29日の政府会議で採択されたという。ロシアは財政赤字削減に取り組んでおり、国内の治安対策費も今後3年間減額されるなど多くの費目が削減対象となる中、国防費だけは聖域扱いされる形となっている。 ロシアは軍拡を行います。ヨーロッパ諸国が域内の金融危機に対応する為に、大幅な防衛予算削減(福祉予算はもっと減らされる)を行っている真っ最中なのに、このような決断を降した理由は、ソ連消滅から20年間の間に新生ロシア軍の装備が殆ど更新されておらず、これ以上この状態を放置してしまうと軍事的に二流以下に成り下がってしまう懸念があるからです。ロシア軍は組織の枠組みの大改革に
海上自衛隊の潜水艦は現状16隻(実戦部隊配備)+2隻(練習潜水艦)の合計18隻体制ですが、これに2隻以上追加して合計20隻以上にする方針が打ち出されました。 海自潜水艦を増強 活発化する中国海軍に対処 防衛大綱改定:産経新聞防衛省は24日、年末に改定する「防衛計画の大綱」で海上自衛隊の潜水艦を増強する方針を固めた。現在の18隻態勢から20隻台に引き上げる。昭和51年に初めて策定した防衛大綱で隻数を定めて以降、増強は初めて。 潜水艦の取得ペースは変えずに退役年数を伸ばして保有数を増やす方針です。これにより日本も中国の急速な海軍力増強に端を発するアジア潜水艦増強時代に対応する事になります。 西太平洋・東南アジア方面では、オーストラリアが潜水艦倍増方針を決定(6隻→12隻)、これまで本格的な潜水艦を保有してこなかったベトナムが6隻のキロ級潜水艦をロシアから購入決定、タイも潜水艦保有を検討、マレー
F-2戦闘機調達継続の可能性を報じた産経新聞に続き、今度は東京新聞がF-2戦闘機の主兵装となる新型空対艦ミサイルXASM-3に関する記事を紙面の一面に掲載しています。 防衛省 新型対艦ミサイル開発:東京新聞防衛省が本年度防衛費で二十三億円を投じ、F2戦闘機から発射して艦艇を攻撃する超音速空対艦ミサイル(XASM3)の開発を始めたことが分かった。超音速のため迎撃するのは不可能に近く、空母建造を急ぐ中国海軍に対抗する狙いとみられる。(編集委員・半田滋) 話題性を考えれば扱いの大きさ(一面にデカデカと掲載)は少し違和感があります。特に今度の東京新聞の記事は今更感(XASM-3の開発は既に決まっていた事でスクープでは無い)と無理矢理感(「超音速のため迎撃するのは不可能に近く」とか煽り過ぎ。そこまで圧倒的な物では無い)に溢れており、「何故この時期に? ああ、ファーンボロに合わせてる?」と云う感想にな
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