年末に放送してた「夜だけどあさイチ」の「母が重たい」を年が明けてから観た。 “毒母”問題を茶化している、という感じの感想をよく見聞きしたので、ちょっと構えながら観た。 確かにライトな取り上げ方で、「最近『母が重たい』ってテレビとかでよくみるけど、なんだかよく分かんない、という人たち」向けだと思った。そういう人たちが「やっぱそうだよね、母が重たいっつってもそんなもんだよね、小籔さんの言う通り、9割の母親はまともで青木さんのような母子関係は1割だよね、やっぱ親子は仲が良いのが一番だしそうあるべき」と胸をなでおろせるというか、そういう人にとっては面白かったんじゃないかと思いました。 信田さよ子さんの「母が重くてたまらない」やスーザン・フォワードさんの「毒になる親」、小川雅代さんの「ポイズン・ママ」、そんで「母がしんどい」もだけど、これらの本は、一つの筋が同じだと思う。 徹底的に、親側の行為を「虐