最新の半導体ロードマップ「IRDS」によると、CMOSの微細化は2024年末ごろまでに終えんを迎える見込みだという。 2024年までに終息か 最新の半導体ロードマップ「International Roadmap for Devices and Systems(IRDS:国際デバイスおよびシステムロードマップ)」の策定に取り組む技術者チームが、2017年3月23日に、ホワイトペーパーを発表した。この中の1つによると、半導体の微細化は、2024年末ごろまでに終息する見込みだという。 ただし、朗報といえるのは、幅広い種類の新しいデバイスやチップスタック、システムイノベーションなどの登場により、コンピューティング性能や電力、コストなどの面で、引き続きさまざまなメリットを享受できる見込みだという点である。 今回、IRDSの一環として発表されたホワイトペーパーは、全部で9本ある。その中の1つは、「これ
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