2018年夏、太陽のコロナを観測するための宇宙探査機である「パーカー・ソーラー・プローブ」が、これまでのどの探査機よりも太陽に近い8.86太陽半径(590万km)からコロナを観測するために打ち上げられます。太陽コロナの内側から粒子の動きを観察するために打ち上げられるパーカー・ソーラー・プローブですが、コロナ内部は想像できないほど熱く、華氏100万度(約56万℃)以上にもなると言われています。そんな過酷な環境で探査を行う必要があるパーカー・ソーラー・プローブは、なぜ溶けないのでしょうか。 Traveling to the sun: Why won't Parker Solar Probe melt? https://phys.org/news/2018-07-sun-wont-parker-solar-probe.html パーカー・ソーラー・プローブはミッションの極限条件や温度変動に耐えら
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