干ばつに見舞われたドイツや中欧地域。国際宇宙ステーションから撮影。欧州宇宙機関提供(2018年8月7日入手)。(c)AFP PHOTO / ESA / Alexander Gerst 【8月15日 AFP】人為的な地球温暖化と自然要因による地球表面温度の上昇の相乗作用により、今後5年間は異常な高気温が続くとの予測を示した研究論文が14日、発表された。 英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された論文によると、気候変動といわゆる自然変動のダブルパンチは、海洋表層水での「異常な温暖化現象」の発生確率を2倍以上に高め、ハリケーンや台風の危険な温床を形成するという。 論文の主執筆者で、仏ブレスト大学(University of Brest)の気象学者フロリアン・セベレック(Florian Sevellec)氏は、AFPの取材に「この温暖期は、長