朝夕の電車のなかは、スマホ、スマホ、スマホ、ときどきタブレット。チラリと見える画面には、LINEかパズドラ(パズル&ドラゴン)ばかり。スマホさえあれば、最新の情報、音楽、ゲームなど何にでも容易にアクセスできるため、最近、通勤時間が楽しくなった、あるいは充実したという人も少なくないだろう。 総務省の調査(平成24年通信利用動向調査)によると、スマートフォンの2012年末の世帯普及率が49.5%と、29.3%だった前年末から大幅に伸び、もはや「スマホが当然になった」といってもいい。そんな今、従来型携帯電話を使う、いわゆる“ガラケーユーザー”は何をして楽しんでいるのだろうか? ● 「ガラケーで事足りますから」は 単なる強がりではなかった! 「電車でパカっと携帯を開くだけで、周りの人に見られてる気がするんですよね」 こう語るのは、未だガラケーの使い手であるAさん(31歳)。ただ、一車両