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■ ケータイWebはそろそろ危険 これまでの背景と最近の状況変化 「安全なWebサイト利用の鉄則」にある通り、フィッシングに騙されずにWebを安全に使う基本手順は、(パスワードやカード番号などの)重要な情報を入力する直前に今見ているページのアドレスを確認することなのだが、しばしば、「そのページにアクセスする前にジャンプ先URLを確認する」という手順を掲げる人がいる。しかし、それは次の理由で失当である。 ジャンプ先URLを確認する手段がない。ステータスバーは古来よりJavaScriptで自由に書き換えられる表示欄とされてきたのであり、ジャンプ先の確認に使えない。 ジャンプ先URLを事前に確認したとしても、それが(任意サイトへの)リダイレクタになっている場合、最終的にどこへアクセスすることになるか不明。 そもそも、アクセスする前から、アドレス確認の必要性を予見できるとは限らない。普通は、アクセ
ケータイが盗聴器? 悪意があれば便利なツールも変貌 (須藤 慎一=ライター) 携帯電話のデジカメ機能を使った盗撮事件が止まらない。マナー違反は不快の極みだ。ビジネス現場において、スパイ行為や中傷の目的で使われた例もある。企業や工場のなかには、高セキュリティエリアへ入室する際に、ケータイを預けるよう、もしくはカメラのレンズ部分にシールを張るよう求めるところも現れた。 盗聴についてはどうだろうか? 意外なことに、ケータイを使った盗聴には企業も個人も無防備である。 オフィスでもプライベートでも、盗聴器を仕掛けられて会話を盗み聞きされるとしたら、穏やかな気分ではいられない。業務の重大な情報が漏れてしまう。他愛ないうわさ話を、陥れる目的で録音する者が出てくるかもしれない。盗聴器を使ったストーカーにつけ狙われるのも怖い。 ケータイを改造することなく、そのままの状態で事実上の盗聴器として使える
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