米ジョージア工科大学と米スタンフォード大学、米MITに所属する研究者らは、複数の糸が絡まった塊から1本の糸を解きほぐす最適な方法を提案した研究報告を発表した。
「アサシン クリード シャドウズ」はフィクション作品──“主人公・弥助”の表現巡り、開発元のUbisoft Japanが声明 ゲームメーカーの仏Ubisoftの日本支社であるユービーアイソフト(Ubisoft Japan)は7月23日、公式Xアカウント(@UBISOFT_JAPAN)で開発中の新作ゲーム「アサシン クリード シャドウズ」に関する声明を発表した。同作を巡っては「史実を誤認させるような表現があるのではないか」と一部ユーザーの間で物議を醸していた。これに対してUbisoft Japanは「ゲームで史実を再現する目的はない」などと説明した。 同シリーズは歴史を扱ったテーマにしたフィクションである一方、古代エジプトや古代ギリシアなどさまざまな土地の街並みを時代背景に合わせて再現している点も特徴だった。また、2017年発売の「オリジンズ」からは、再現された街並みを自由に探索できるコンテ
米Googleは7月18日(現地時間)、2019年3月に生成を停止したURL短縮サービス「goo.gl」を、2025年8月25日に完全停止すると発表した。 goo.glは、2009年に立ち上げたURL短縮サービス。生成停止後も、既に生成された短縮URLは実際のURLにリダイレクトされていた。 8月23日から来年8月24日までは、短縮URLから実際のURLにリダイレクトされる前に終了を告知するページが表示されるようになる。 来年の8月25日以降は、すべてのgoo.glのURLには404エラーが返されるようになる。 短縮URLサービスは2009年前後に、Twitter(現X)の140文字制限にリンクを貼る場合などのニーズを受けてtr.imやbitlyなど、複数の企業が提供していた。 関連記事 Google、ドメイン登録サービスを手放す 約1000万ドメインが他社に 米Googleが、ドメイン登
Vectorが1990年代から提供してきたホームページのサービス(hp.vector)を、年末に終了することが分かった。7月17日ごろから利用者宛てにサービス終了の告知が届いているようだ。 告知によると12月20日をもってホームページサービスは終了し、内容はすべて削除される。Vectorは、当該ホームページを連絡先としているソフトウェアの開発者などに対応を求めている。ソフトウェアのダウンロードサービスは継続する。 Vectorは、1990年代のインターネット黎明期からある、フリーソフトなどの配信プラットフォーム。ホームページサービスは、ソフトウェアを自作する人に向け、ソフトの説明や更新告知などのために無料で提供されているもので、現在もhp.vector上には当時の人気ソフトのホームページが多く存在する。 サービス終了を受け、X上では「オンラインソフト作者の長屋みたいな感じで安心感があるドメ
NITE(製品評価技術基盤機構)は炎天下の車中に放置してはいけない物を公表。YouTubeの動画とともに夏のシーズンにまつわる注意点を紹介している。動画は専門家が実験を行った内容となるが、大変危険な行為だ。NITEは「絶対に真似をしないでほしい」としている。 炎天下の車中に放置してはいけない物 モバイルバッテリー まずはモバイルバッテリーだ。外出先や移動中などでスマートフォンを充電でき、1つ持っておけばいざというときに役立つ。しかし、モバイルバッテリーなどはリチウムイオンバッテリーを使用しており、外部からの熱に非常に弱い。 そのため、夏の炎天下で高温となった車内にモバイルバッテリーを放置すると、バッテリーセルの熱暴走などにより、発火する可能性があるという。
Malwarebytesは2024年7月12日(現地時間)、「macOS」ユーザーを標的とした新たなマルバタイジングキャンペーンが展開されていることを報じた。「Microsoft Teams」(以下、Teams)の詐欺広告を使用して、「Atomic Stealer」と呼ばれるマルウェアを配信していることが確認されている。 macOSユーザーを狙ったTeamsの詐欺広告に要注意 Malwarebytesの調査によると、Webブラウザでの検索結果の上位にTeamsの詐欺広告が表示されていることが分かった。この最新のマルバタイジングキャンペーンは少なくとも数日間実行され、検出を困難にする高度なフィルタリング技術が使用されていた。広告の表示URLには「Microsoft.com」が含まれているが実際には無関係とされ、広告主は香港に拠点を置く業者であることが判明している。 ネットワークキャプチャーを
米通信キャリア大手のAT&Tは7月12日(現地時間)、約1億900万人、“ほぼ全員の”モバイル顧客データがサードパーティのクラウド上のワークスペースから違法にダウンロードされたことが判明したと発表した。 AT&Tは米Bleeping Computerなどに対し、「サードパーティのクラウド」が米Snowflakeであることを明らかにした。 AT&Tが米証券取引委員会(SEC)に提出した書類によると、盗まれたデータには、2022年5月1日から10月31日までと2023年1月2日に行われた、AT&Tのほぼすべてのモバイル顧客とMVNOの顧客の通話記録とテキストメッセージ記録が含まれていた。 通話やテキストの内容、顧客名、社会保障番号や生年月日などの個人情報は含まれていなかったとしている。 顧客はFAQページで自分の電話番号も含まれているかどうかを確認できる。 Snowflakeは、法人顧客向けに
「NullBulge」と名乗るグループが先週末、米The Walt Disney Company(以下、Disney)の社内Slackアーカイブのダンプだと主張する1.1テラバイトのデータを公開したと、米Wall Street Journalなどが7月15日(現地時間)に報じた。 NullBulgeはハクティビスト(政治的、社会的、宗教的な主張のためにサイバー攻撃を行う個人あるいはグループ)を自称しており、目的の1つとして、アーティストの権利を保護し、アーティストが作品に対して当然受け取るべき報酬を確実に受け取ることを約束することを掲げている。この件を発表したブログには「誰かを罰するのに、トラブルに巻き込むより良い方法があるだろうか」と書いている。 公開されたデータを検証した専門家は、すべて本物にみえるとしている。データには、従業員の会話や一部の認証情報、多数のURLが含まれているという。
悪質な勧誘を行うマルチ商法として業務禁止命令を受けたにもかかわらず、同様の勧誘行為を行ったなどとして、警視庁生活経済課が、特定商取引法違反(業務禁止命令違反)の疑いで逮捕した「President」元社長の坂本新容疑者(30)らは、ビジネススクールに若者らを引き込んでいた。そして入会した若者がさらに勧誘を行わされ、被害が拡大。会員はマッチングアプリで”アポ取り”を行い、幹部は勧誘成績を競い合わせることで、若者らから大金を吸い上げていた。 「現状維持は衰退の始まり」「月収100万円稼げないわけがない」。幹部らが熱弁をふるい、会場に歓声と拍手が湧き起こる。「皆同じように相づちを打ち、洗脳されているようだった」。東京都内の大学4年の男性(24)は、当時の様子をこう振り返る。 2021年6月、男性はマッチングアプリで知り合った女性と喫茶店で話していると、突然「参加してみない?」とサークルのような集合
ベンチャー企業のNatureが提供するスマートリモコン「Nature Remo」(ネイチャーリモ)シリーズで、7月8日夜から9日朝までシステム障害が起き、サービスが利用しづらい状態になっていた。 Xではユーザーから「スマホからエアコンが操作できない」「アレクサでテレビを操作できない」などの声が相次いでいた。 同社9日午前9時35分に「復旧作業が完了し、正常に利用できる状態になった」と報告した。 Nature Remoシリーズは、家のエアコンや照明などをスマートフォンから操作できるようにするスマートリモコンで、累計60万台以上販売されている。インターネットを介して操作するシステムになっており、Nature側のシステム障害で一時的に利用できなくなるケースがこれまでにもあった。 同社は今回の障害発生を、8日午後10時20分に報告。9日午前0時49分に「復旧作業が完了した」と報告していたが、その後
2024年4月1日、「Microsoft 365」と「Office 365」の新ライセンスが発表され、「Microsoft Teams」(以下、Teams)を含むライセンスと含まないライセンスを選択可能になった。これに伴って価格も改定された。 既存ユーザーは現在契約しているライセンスを引き続き利用でき、更新も可能だ。だが、新規ユーザーは「Teamsなし」のライセンスが基本となる。「Teamsなし」のライセンスを選択することでコミュニケーションツールの選択の幅が広がるが、Teamsが必要となった場合は別売の「Teams Enterprise」または「Teams Essentials」の購入が必要だ。 一部のライセンスでは実質的な値上げともみられるが、Microsoft 365の既存ユーザーは現在のライセンスを見直す意向はあるのだろうか。企業の動向を探るために、キーマンズネットでは「Micro
ANYRUN FZCOは2024年7月4日(現地時間)、64bit版「Windows 10」の仮想マシンを全てのユーザーに提供すると発表した。これによって全てのANY.RUNユーザーが最新のOSを使用して脅威分析が可能になる。 ANY.RUNはサンドボックス型のマルウェア分析ツールだ。ユーザーは仮想マシンでマルウェアの挙動をリアルタイムで観察し、分析できるように設計されている。 全てのユーザーで使用可能、64bitマルウェア分析が向上 これまでANY.RUNのコミュニティープランユーザーは32bit版「Windows 7」の基本的な仮想マシンしか利用できず、64bitシステムでの検出率が期待通りに向上しないという課題があった。今回のアップデートで全ユーザーが64bit版Windows 10を利用できるようになり、脅威の検出と分析機能が大幅に向上することが期待されている。 64bit版のWi
KADOKAWAグループがランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃を受け、ドワンゴの全従業員の個人情報や、一部の取引先情報などが漏えいした問題で、犯人グループがダークウェブに公開したとみられる漏えい情報を取得し、ネット上に公開するユーザーが現れている。 ドワンゴは6月28日、「興味本位でこれら(漏えい情報)をダウンロードする行為は、ウイルス感染などの危険があるだけなく、違法である可能性が高い」とニコニコの公式Xで指摘。ダウンロード・拡散を控え、ダウンロードした場合は削除するよう呼び掛けた。 また、「ニコニコアカウント」のパスワードについては、「システム内でハッシュ化されてから保存しているため、仮に流出していたとしてもすぐに悪用される可能性は低い」と説明。念のため、ニコニコアカウントと同じパスワードを他サービスでも利用している場合はあ、パスワードを変えるよう呼び掛けている。 関連記事 ニコニ
型番は「RX-78F00/E ガンダム」。指先までの高さは16.72m。頭頂高12.31m。総重量49.1(画像は100分の1サイズのジオラマ) 26日に開催した「ガンダムカンファレンス SUMMER 2024」の中で明らかにした。今期からバンダイナムコグループのCGO(チーフガンダムオフィサー)に就任した榊原博さんによると、新しい実物大ガンダムは、3月末で惜しまれながらフィナーレを迎えた横浜の“動く実物大ガンダム”の外装を再利用するという。 「この像の大部分は、動く実物大ガンダムの資材を再活用する。今回は稼働は行わないが、関西エリア初となる実物大ガンダム像を万博という機会と通して世界中の皆様にみていただければ」(榊原さん)。装甲の部分は、一部仕様変更しながらほぼ全て再活用するとしている。 一方、「ガンダムを世界に発信する次のステップ」と位置づける「GUNDAM NEXT FUTURE P
セキュリティ企業Rapid7のスティーブン・フューア氏(プリンシパル・セキュリティリサーチャー)のブログ投稿によると(注1)、研究者たちが再現したSolarWindsのファイル転送サービス「Serv-U」の脆弱(ぜいじゃく)性は、非常に悪用しやすい重大なものだという。同氏は、2024年6月11日(現地時間、以下同)に「企業はこの脆弱性に直ちにパッチを当てるべきだ」と主張した。 Sunburstの悪夢再び? SolarWindsのファイル転送サービスに重大な脆弱性 ディレクトリトラバーサルの脆弱性である「CVE-2024-28995」は(注2)、認証されていない攻撃者がサーバの機密ファイルを読み取ることを可能にする。この脆弱性の共通脆弱性評価システム(CVSS)におけるスコアは8.6だ。 同脆弱性の悪用は現状確認されていないが、Rapid7の研究者は「状況はすぐにでも変わる可能性がある」と警
つまり地球の近くで発生したサブストームが非常に明るいオーロラを生み出し、発光高度が高かったために北海道の各地で観測しやすい状況ができたという。研究チームは、日本のような中緯度地域でもオーロラが見られる条件が分かったとして、今後は宇宙天気予報の精度向上への貢献も期待できるとしている。 今回のように多くの人が協力して行う研究活動をシチズンサイエンスと呼ぶが、研究チームは写真を提供してくれた人たちを“市民科学者”と定義。「今後も市民科学者の貢献により予期せぬ発見が期待される」としている。 研究成果は、6月20日付の科学誌「Geophysical Research Letters」に掲載された。 関連記事 ソニーの人工衛星「EYE」、天上からオーロラの撮影に成功していた 太陽フレアの影響は? ソニー「STAR SPHERE」プロジェクトは21日、人工衛星「EYE」が撮影したオーロラの写真を公開した
ヤマハは6月25日、ライブ配信ソフトウェア「OBS Studio」を手掛ける、オープンソースソフトウェアプロジェクト「OBS」(Open Broadcaster Software)とスポンサー契約を締結したと発表した。OBSとの技術交流を含むコラボレーションにより、ユーザー体験を向上させた製品・サービスの開発を進めるという。 同提携は、ヤマハのクリエイター&コンシューマーオーディオ事業に関するもので、音楽や演奏パフォーマンス、トーク、ゲームなど幅広いコンテンツを配信するクリエイターを支援するとしている。その一環として、ヤマハのライブストリーミングマイクロフォン「AG01」と、ライブストリーミングミキサー「AG03MK2」「AG06MK2」が「OBS Studio」機器認証を取得した。 また、6月29日~30日にオランダで開催される「TwitchCon Europe in Rotterdam
2024年6月8日に「ニコニコ」関連のサービスで発生したインシデントに注目が集まっています。現時点では「正確な復旧時期は被害状況の調査結果次第となりますが、1カ月以上かかる見込みで、再開できるサービスから順次再開していく予定」とあるように、大変な状況にあることが分かります。 報告では、このサービス停止の原因について「ランサムウェアを含むサイバー攻撃を受け、相当数の仮想マシンが暗号化され、利用不能になりました」と述べられており、日本においてもここまでの被害が発生することに、何ともいえない気持ちになります。 同インシデントは親会社であるKADOKAWAの株価低下も招いており、想定以上の被害が生まれています。まずは復旧に向けて動いている担当者を応援するとともに、対応が完了した後に事故対応レポートが公開され、それが多くの企業の役に立つことを期待したいと思います。 12分の動画で明らかになったニコニ
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