【読売新聞】 経済産業省が設置した大臣直属の「書店振興プロジェクトチーム」がまとめた書店活性化のための課題の概要が3日、判明した。本の流通の仕組み、図書館による購入方法、ネット書店との競合などを挙げた。書店を「文化の発信拠点」と位置
11月5日のアメリカ大統領選は、どちらが勝利するのか。NY在住ジャーナリストの肥田美佐子氏が、過去40年間の米大統領選の予測をほぼすべて的中させてきた歴史学者、アラン・リクトマン氏の「最終予測」を徹底解説する――。 「大統領選のノストラダムス」は「ハリス氏に軍配」を予想 「ハリス氏が勝つ」 9月5日、米大統領選予測の大御所として知られるアメリカン大学のアラン・リクトマン特別栄誉教授が、カマラ・ハリス副大統領(民主党)の勝利を予測した。複数の米メディアが「大統領選予測のノストラダムス」と呼ぶ同教授の見立てによれば、ドナルド・トランプ前大統領は11月の大統領選で2度目の敗北を喫する見通しだ。 リクトマン氏といえば、1984~2020年の米大統領選で、ほぼすべての予測を的中させた歴史家だ。同氏は5日早朝、米紙ニューヨーク・タイムズの動画出演で予測の第一報を発表。同日夜(日本時間6日朝)には自身の
この記事は、本が読めなかったWEBライターが初めて「山月記」を読むだけの記事です。 <この記事に出てくる人> WEBライター。本を読むのが苦手だった。 友だち。みくのしんが本を読む手伝いをする。 はじめに 以前、「32年間の人生で、一度も本を読んだことがない」というみくのしんが、初めて「走れメロス」を読む……という記事が公開されました。 始めは慣れない読書に悪戦苦闘しつつも、いつのまにか本の世界に没頭。 爆笑したり号泣したり、いろんな感情を爆発させながら、体全身を使って「走れメロス」を読み進み、ついに人生で初めて本を読み切ることができました。 こうして、本を読んだことがない一人の男が、本を読めるようになった……という記事です。 今からお送りするは、そんなみくのしんが人生2冊目の読書に挑戦したときの話です。 2022年12月撮影 人生で2冊目の読書かぁ〜! 次はどんな話なんだろ? 楽しそうだ
これが世界最大という超超巨大書店を、どーんと僻地でもなんでもいいから街が作れそうな平野に作ってほしい。その超超巨大さは世界第2位を突き抜けてほしい。 政府もテコ入れし、クラウドファンディングも募り、数多ある企業も全勢力が参入してほしい。もうとにかく全力をかけて作ってほしい。 「そんなことして失敗したらどうする?!バカじゃん?!」とか考えず作ってほしい。勝算とか考えず勢いで作ってほしい。 そこには和書だけではなく洋書もある。西洋の本だけではなく中国語の本、アラビア語の本、アフリカーンス語の本、とにかく片っ端から「いやこれいらんだろ」みたいな本だったとしてもすべておく。 なんなら和書が中央ではなく洋書が中央である。日本語を中心で考えてほしくはない。言語別に存在する知の量に応じた配分をしてほしい。 客層に応じてカテゴリ分けは必要だろう。1つの書店だけでなく複数の書店が統合してもかまわない。古本屋
「叱れば人は育つ」は幻想 (PHP新書) 作者:村中 直人PHP研究所Amazon Kindle版もあります。 「叱れば人は育つ」は幻想 (PHP新書) 作者:村中 直人PHP研究所Amazon 脳・神経科学などの知見から、著者は、叱ることには「効果がない」と語る。 叱られると人の脳は「防御モード」に入り、ひとまず危機から逃避するために行動を改める。 叱った人はそれを見て、「ほら、やっぱり人は叱らないと変わらない」と思ってしまうのだが、叱られた当人はとりあえずその場の行動を変えただけで、学びや成長を得たわけではないのだ。 そして厄介なことに、人間には「よくないことをした人を罰したい」という欲求が、脳のメカニズムとして備わっているため、叱ることで快感を得てしまうのである。 では、どうすれば人は成長するのか。本書は臨床心理士・公認心理師で、発達障害、不登校など特別なニーズのある子どもたち、保護
イントロダクション 2032年 日本国語大辞典 初版刊行から60年、 小学館110周年に 日本最大の辞書が 生まれ変わります。 長きにわたって文化は言葉で記され、国語辞典はそれを読み解く鍵でした。明治・大正時代に、古典世界を見通せる堅牢で信頼できる鍵を求めて松井簡治が日本初の大型国語辞典『大日本国語辞典』を編み、小学館は、戦後、孫の松井栄一とともに新しい日本語を考えるよすがとして『日本国語大辞典』『同 第二版』を作り上げました。それから二十余年。情報技術と通信手段の高度化は未曾有のテキストコミュニケーション時代をもたらしつつあります。国語辞典は言語の変化・研究の進展に合わせて進化しつづけなければなりません。私たちは、この時代にふさわしい辞書作りを目指します。どうか“日国”の二度目の新生を、見守ってください。 『日本国語大辞典』の特色 日本唯一の 大型国語辞典※ 『日本国語大辞典 第二版』は
2011年7月15日にオープンしたノンフィクション書評サイトHONZ。本日2024年7月15日をもちまして13年間のサイト運営に終止符を打つこととなりました。 2011年の東日本大震災から、記憶に新しいコロナ禍まで。はたまたFacebookの時代からChatGPTの到来まで。その間に紹介してきた記事の総数は6105本。 発売3ヶ月以内の新刊ノンフィクションという条件のもと、数々のおすすめ本を紹介する中で、様々な出会いに恵まれました。信じられないような登場人物たち、それを軽やかなエンターテイメントのように伝える著者の方たち、その裏側で悪戦苦闘を繰り広げていたであろう版元や翻訳者の皆さま。さらに読者へ届ける取次会社や書店員の皆さま、そしてHONZを愛してくださったすべての皆さま、本当にありがとうございました。 サイトを閉じることになった理由に、明快なものは特にありません。こんなサイトがあったら
1. 三河 美香梨(みかわ みかり)が騙されたと気が付いたのは、22歳のときでした。いつから騙されていたかと言うと、14歳のときからです。 美香梨は福岡県 北九州市の山奥の村で生まれました。実家は一粒何千円のレベルのイチゴを育てる農家です。森と川だけが遊び場で、小さい頃は森を駆けずり回って虫を捕まえて、汗だくになった体で川に飛び込んでサッパリご機嫌になって帰宅したものです。けれども14歳になってスマートフォンを手に入れると、地元のすべてが東京に生きる若者たちには見劣りするようになりました。インスタに毎日のように上がる誰かの自撮りは、異世界のお姫様のように見えました。何万人というファンを抱えるインフルエンサーたちの大ゲンカは、神々の戦いです。泥沼のゴシップすら、キラキラと見えました。ハロウィンの日には渋谷のスクランブル交差点を定点カメラで眺めて、ここに加わりたいと強く祈ったものです。 やがて
今年35周年を迎え、12月9日(金)には劇場映画「映画 かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう」も公開される大ロングセラー「かいけつゾロリ」シリーズ。12月7日(水)発売の『かいけつゾロリきょうりゅうママをすくえ!』でなんと72冊にもなる大シリーズの作者、原ゆたかさんはどのように物語と絵をかかれているのでしょうか。制作秘話を伺いました。 児童書作家になったのは? 私は『ちいさなもり』(1975年/フレーベル館刊)という自作の絵本は作っていましたが、元々は作家ではなく、他の作家さんの書いたお話に絵を描く画家でした。 子どものころから絵を描くのが好きで、ずっと描き続けていましたし、映画も好きだったので、絵本や児童書ならば、お話を絵で演出することができると考えて児童書の画家を目指しました。 当時は、児童書の挿し絵というと、一般的には出版社から指定された場所に絵を描くスタイルでした。でも、私は限
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