Smalltalk も Ruby も LISP もシンボルの本質は、いずれも“インターンされた文字列”です。インターン(intern)にはよい訳語を思いつかないのですが、簡単には「登録され管理された…」という感じでしょうか。しかし、実装や振る舞いは必ずしもそのとおりにはなっていません。特に文字列だと意識して扱う際には注意が必要でしょう。 注意:ここでの「Smalltalk」とは Squeak の Smalltalk を指します。他の Smalltalk 処理系(特に、デファクト・スタンダードの VisualWorks や ANSI 準拠のお手製 Smalltalk 処理系)では異なる挙動を示すとのご指摘を受けましたので、お詫びして修正、以下の項目に追記をさせていただきます。 Smalltalk のシンボル Smalltalk のシンボルは、“等価なら常に同一で、イミュータブルな文字列”とい