anything.elは通常、文字列リストをstring-matchで絞り込んでいる。しかし、前にも書いたようにこのやり方は遅い。そこでバッファにinitで全候補を書き出してからre-search-forwardで拾っていくのが速いしEmacsらしいやり方だ。 現にanything-c-moccur.elやanything-c-mx.elではそのテクニックが使われている。 せっかくいいやり方なのだから普及させなくては。普及させるには、書きやすくないとだめだ。そこで、anything-sourcesに使える属性に新しく「candidates-in-buffer」を加えることにした。ぶっちゃけcandidates-in-bufferはショートカットで、 (candidates-in-buffer) は (candidates . anything-candidates-in-buffer) (