Webブラウザー「Firefox」を開発するMozilla(モジラ)財団は、6月にも「超高速」な新ブラウザ―を公開するという話題が、海外で続いている。3月半ばごろに持ちあがり、果たしてどうなるのかと今もってささやかれている。 ブラウザーの中核であるレンダリングエンジンとして、従来の「Gecko(ゲッコー)」ではなく、「Servo(サーボ)」を採用する。名前もFirefoxではなく、「Browser.html」というきわめて紛らわしいものになる。 開発にたずさわる人向けのメーリングリストで、モジラの技術者Paul Rouget(ポウル・ルジェ)氏が明らかにした。6月にもサーボを搭載したBrowser.htmlの最初の版を公開する計画だそう。 サーボは、「Rust」というプログラミング言語で作ってあり、Webサイトを表示する際のさまざまな処理を並列、高速で行える。アプリケーション開発プロジェク
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